仙台・話題の現場を見に行こう! 変化の激しい最近の仙台で、話題になっている場所やマスコミで報道された現場を実際に行ってレポートします。 |
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7月1日、青葉区錦ヶ丘に新しい天文台がオープンしました。 以前来た時はオープン前だったので外観しか見られませんでしたが、 今回は一般公開された建物内部をレポートします。 正面玄関口です。 仙台市天文台の矢印のようなロゴは、イギリスの著名なデザイナーの作だそうです。 中に入ると正面に階段があり、階段裏側にはカフェと売店がありました。 向かって右側に展示室、左側にホールがあり、展示室は撮影OKでしたが、 ホールは特別展が開かれていて撮影不可でした。 入り口横には天文台の立体模型があり、施設の全体像がわかります。 入り口の左側に展示されているのは、旧天文台で使用されていたプラネタリウムの投影機です。 こちらは、同じく旧天文台の反射望遠鏡です。 右側の展示室へ入ってみましょう。 展示室とプラネタリウムは、それぞれ別料金になっています。 プラネタリウムは定員があるので注意してください。 展示室に入って、まず目に付くのが直径1mはあろうかという地球儀です。 細部の地形や雲まで詳細に描かれていて、自転していました。 まるで宇宙から地球を見ているようです。 しかし、何といっても展示室で一番目立っているのは、天井から吊るされている、 太陽系惑星の巨大な立体模型群です。実際の大きさの差と同じ比率になっていて、 木星や土星は直径数メートルの巨大さですが、地球はバレーボールほどの大きさでした。 旧天文台でもおなじみだった、惑星の動きを再現できる惑星運行儀の最新型がありました。 昔のものとは比較にならない程の大きさと精密さです。 こちらは月の模型「月儀」です。 各惑星の説明のほか、日食月食の仕組みや空の色が青から赤に変わる理由などなど、 実際に模型を動かしながら理解できるようになっていて、大人から子供まで楽しめます。 その他、天文学の歴史を紹介するコーナーもあります。 江戸時代に伊達家が所有していた天文関係の資料の本物が展示されていました。 展示室だけでも旧天文台がすっぽり収まるのではないかと思う程の面積があり、 展示物をひとつひとつ見ていくだけでも、あっという間に時間が過ぎてしまいます。 展示室の隣にあるのが、国内最大の大きさを誇る、水平型プラネタリウムです。 直径25mのドームに客席280席。 プラネタリウム映像は撮影不可でしたが、ドーム内部は上映後に撮影できました。 光学式プラネタリウム映像のほか、全天デジタル映像も映し出せる、 最新式のプラネタリウム投影機です。 そして、これが仙台市天文台の心臓部とも言える、1.3m反射式望遠鏡です。 国内3番目の大きさだそうです。毎日、研究員の方が望遠鏡について解説してくれます。 説明しながら、実際にドームを開いたり、望遠鏡を回転させたりしてくれました。 新しい仙台市天文台は、天体観測はもちろん、展示物やプラネタリウムなども充実していて、 3,000円の年間パスポートを購入しても、もとがとれるんじゃないかと思えるほどでした。 |
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