仙台・話題の現場 変化の激しい最近の仙台で、話題になっている場所やマスコミで報道された現場を実際に行ってレポートします。 |
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東北楽天ゴールデンイーグルスの本拠地、コボスタジアム宮城に観覧車が設置されるというので見てきました。 毎年、少しずつ改修を行いながら理想のボールパークを目指しているコボスタですが、 今年はグラウンドの天然芝化と観覧車の新設が話題になっています。 観覧車は3塁側外野席の外側に設置されていて、すでにゴンドラも取り付けられていました。 球場の外から見てみました。 スコアボード横の3塁外野側後方には「楽天山」という芝生席が設けられていましたが、楽天山の周囲を 全体的にかさ上げして拡張し約5500uの広場として整備、収容人数が3万人を超えることになりました。 観覧車は道路から一段高くなった、その広場の上に設置されました。 観覧車の高さは約38メートルですが、かさ上げされた場所にあるので、 実際は更に3、4メートルほど高い場所からの眺めが楽しめそうですね。 この観覧車、実は去年閉鎖された仙台ハイランドの観覧車を移設したものだという噂を聞きましたが、本当でしょうか。 だいぶ前に撮影した、仙台ハイランドの写真と比べてみましょう。 2004年に撮影した仙台ハイランドの観覧車は2代目のもので、初代は1992年に建設された高さ107メートルの 当時としては日本で1,2を争う大きさの観覧車でした。しかし老朽化による整備費が高額で維持することが難しくなり 2002年に撤去されてしまいました。その後、高さ36メートルの小型のものが建設されて仙台ハイランドが 閉鎖されるまで運転を続けていました。 写真を比較してみると、形はほとんど同じで高さやゴンドラの数も同じなので、 仙台ハイランドの観覧車を移設したという話は本当のように思えてきます。少なくとも同じタイプのものなのは 間違いないでしょうね。しかし公式な情報ではないので、楽天から何らかの話があるまでは、 このような情報があるという程度に思っていたほうが良いかもしれません。 << 2016年5月4日、追記 >> 今日の河北新報に、コボスタの観覧車が仙台ハイランドのものを買い取ったという記事が掲載されました。 やはり仙台ハイランドの観覧車を移設したという情報は本当だったんですね。 以下に河北新報の記事の観覧車の部分を抜粋して転載します。
さて、コボスタに話を戻しましょう。 観覧車の横は楽天山から広々とした芝生の広場として生まれ変わりました。 コボスタの案内図がありました。左上には新しい芝生広場と観覧車も描かれています。 観覧車は5月に営業開始予定で、ボールパークとしての魅力が一層高まりそうですね。 |
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