仙台・話題の現場 変化の激しい最近の仙台で、話題になっている場所やマスコミで報道された現場を実際に行ってレポートします。 |
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あすと長町に完成した、新仙台市立病院の内覧会の続きです。 患者が入院する病室は、一般の4人部屋と個室のほか、「個室S」という部屋がありました。 より良い環境で療養したいというニーズに答えて作られた設備が充実した個室ですが、 その分、入院費は高くなるそうです。 一般の個室はトイレとシャワーだけでしたが、個室Sは浴槽も設置されていますね。 5階には、産婦人科関係の設備もありました。NICUと呼ばれるもので、 未熟児で生まれたり、重症で特別な看護が必要な新生児のための集中治療室です。 こちらは、集中治療室ほどではないけど、目が離せないような症状の新生児のためのGCUと呼ばれる部屋です。 ここで症状が回復すれば、一般病棟へと移ります。 分娩室も同じ5階にありました。 5階から4階へ移動してきました。4階には手術センターがあります。 幅広い廊下に沿って、8室の手術室が並んでいます。 そのうちのひとつを見学することが出来ました。 部屋の中はガランとしていましたが、これから機械が設置されるそうです。 手術センターの隣にはICU集中治療室がありましたが、ぱっと見は普通のオフィスのように見えますね。 部屋の奥を見ると、モニターが並んでいますが、そこにベッドが入るそうで、 他の作業をしながらも常に患者の様子を見ることが出来るようになっているそうです。 4階から1階へと戻って来ました。1階の奥にはMRIがありました。 体の断層画像が撮影できるCTの大きな機械も設置してありました。 カテーテルで心臓や血管の状態を調べる最新の血管撮影装置は2台導入されました。 1階の救命救急センターです。 1度に多くの救急患者を受け入れられるように広々としたスペースがとられていますね。 奥のガラスドアの外に救急車が止まり、そこから患者を直接運び込めるようになっています。 広々とした廊下の左右に処置室が設置されていました。 1階の診察室です。ここまでの見学で1時間近くもかかってしまいました。 廊下の椅子には見学で疲れたのか、高齢の方々が座っていて、すでに市立病院が開院したような雰囲気でした。 最初に入ってきた正面玄関に戻って来ました。 正面入り口の右側には、会計や薬の受け取り、診断書発行などの窓口が並んでいます。 外へ出てきました。これで市立病院の見学は終わりですが、もう一か所、見学できる施設があります。 市立病院入り口の左側にある「仙台市夜間休日こども急病診療所」です。 現在は市立病院とは別の場所にありますが、市立病院と同じ建物内に移転することになりました。 市立病院とは入り口が分かれていますが、内部で市立病院と行き来ができるようです。 こどもの為の診療所ということで、こども向けの色使いになっていますね。 新仙台市立病院は、11月1日に開院します。 その後は、現在の市立病院の跡地利用法が気になりますね。 |
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