仙台・話題の現場 変化の激しい最近の仙台で、話題になっている場所やマスコミで報道された現場を実際に行ってレポートします。 |
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仙台市南部の副都心、長町の再開発地区、あすと長町に「新仙台市立病院」が完成、 その内覧会が10月12、13日の2日間、開催されました。今回は内覧会の様子を2回に分けてお伝えします。 混まない時間帯と思い、12日の午前中に行きましたが、 すでに多くの人たちが新しい市立病院を見ようと訪れていました。 市立病院の敷地内には、救急車の拠点、消防局救急ステーションが併設されていて、 内覧会に合わせて、2台の救急車が展示されていました。 そのうちの一台は、ドアが開かれていて、内部を見学できるようになっていました。 救急車の中に乗ることも自由に出来ましたが、 見学以外には救急車に乗る事態がないように願いたいものですね。 救急ステーションの内部にある、隊員の訓練スペースも見学することが出来ました。 さて、いよいよ病院内へ入ってみましょう。 正面玄関を入ると、広々とした吹き抜けの空間が広がっていました。 1階ホールには初診受付や再診専用の受付機などがありますが、 内覧会は見学ルートが決まっていて、最初は2階から見学することになります。 2階は各科ごとに分かれて、それぞれの外来受付と診察室が長い廊下の先まで並んでいました。 各科ごとにアルファベット文字が書かれていて、わかりやすくなっていますね。 2階の南側にはレストランがありましたが、病院の規模の割にレストランは小さ目で、 昼時には周辺の飲食店が混雑しそうだなと思いました。 最近は個人情報の保護が重視されるようになったので、 受付の呼び出しなどは名前ではなく、番号で呼ばれるようになるとか。 待合室以外にも、至る所に大型モニタがあり、自分の順番が確認できるようになっています。 待合室は各科ごとに分かれていて、奥行きのある部屋の左右に多くの診察室が並んでいました。 それぞれの診察室には、液晶ディスプレイが設置されていて、 担当医の名前や診察中の患者の番号、次の順番などが表示されます。 診察室の内部です。 2階を一通り見学したあとは、エスカレーターで一気に5階へと昇ります。 5階から10階は入院患者のための病棟になっています。 廊下は明るさが抑えられた暖色系の間接照明になっていて、落ち着いた雰囲気ですね。 見学コースには、それぞれ説明をする人がいて、質問などにも気軽に答えてくれていましたが、 説明文の書かれたパネルも置かれていました。 まずは、一般個室を見てみましょう。 個室には、専用のトイレとシャワーも完備されています。 こちらは標準的な病室です。以前の市立病院の部屋と広さは同じだそうですが、 一部屋あたり6人だったのが4人に減り、一人当たりのスペースが広くなりました。 家具のような間仕切りで、個室的な雰囲気が強くなりましたね。 次回は、最新の設備等を見ていきます。 |
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