仙台・話題の現場を見に行こう!
 変化の激しい最近の仙台で、話題になっている場所やマスコミで報道された現場を実際に行ってレポートします。

REPORT.76
仙台駅東口駅前の再開発
撮影2009年7月上旬
 
先日、地元の新聞に、JR東日本が仙台駅東口に35階建ての複合型高層ビルを計画、
と報道されました。場所は、仙台駅東口を出てすぐのBiViとヨドバシカメラに挟まれた区画で、
現在は、ライブハウスのZepp Sendaiと飲食店が入居する建物等があります。



 
これらの建物は、期間限定でJRから土地を借りて営業していて、
来年、契約期間が終了しますが、JRは契約更新しないことを伝えていました。
これに対し、Zepp Sendaiの存続を願う人たちが、署名活動を行うなどして話題になりました。
今回、高層ビルの計画が発表されたので、場所を移して存続する事になるのでしょうか。



 
こちらは、Zeppの隣に並ぶ、飲食店などが入居する建物です。
当初はモータウンカフェが入居していて、大きなマイク型の看板が目立つ建物でした。



 
今回、JRが発表した構想によると、オフィス、商業施設、ホテルなどが入居する複合型の
高層ビルになるそうで、現在建設中の「仙台トラストタワー」と、ほぼ同規模になると思われます。
最近、ビルの空室率上昇が問題になっていますが、オフィスやホテルには、JR関連の企業が
入居する方向で検討されているそうで、テナント集めに苦労する事は無さそうです。



 
Zeppの上の方から、再開発予定地を見てみました。
まだ詳細は不明ですが、35階規模の複合型高層ビルを建てるには相当広い土地が必要です。
Zeppと店舗の部分だけでは、ちょっと狭いような気もしますが、どの位の面積があるのでしょう?



 
仙台駅屋上から見てみました。
仙台駅舎と、ほぼ同じくらいの幅の土地なので、南北方向には結構広い土地です。



 
Zeppの裏側を見てみました。Zeppの建物裏から線路まで、意外に余裕がありますね。
計画では、駅舎と直結させて東口にも改札を新設するそうで、線路際ぎりぎりまで
土地を利用するとすれば、高層ビル建設に充分な広さになりそうです。
いずれにしても、まだ構想段階なので、具体的な発表が待たれますが、Zeppとの契約は
来年7月まで残っているので、本格的に動き出すのは数年後になるかもしれません。



 
東口では、他にも再開発計画が予定されています。ヨドバシカメラの建て替え計画です。
数年前、劇団四季の常設劇場を併設すると発表されました。その後、ヨドバシカメラは
向かい側の農協会館ビルを買い取り、解体工事を行いました。



 
すでにヨドバシビル(旧農協会館ビル)は、すっかり解体されました。
この場所の利用法については正式発表がなく、現場に建築計画の告知板も出ていません。
隣の駐車場跡地にロイネットホテルが建設される事は発表されていますが、
同じく再開発が予定されている画面中央奥のスカイビルともども、今後については不明です。
今回、ヨドバシビルに隣接するテナントビルが再開発されることが報道されました。
画面左奥のレンガ色の若干小さなビルです。



 
このビルは、ヨドバシビルの裏手に位置していますが、ヨドバシビルと一体で開発するのか
現時点では不明です。再開発に伴い、ここに入居している映画館「チネ・ラヴィータ」が、
東口駅前のBiViに移転するそうです。



 
BiViはZepp Sendaiの隣のビルで、以前はラオックス仙台店でした。
ラオックス撤退後、飲食店やゲームセンターなどが入居しています。
BiViへの移転で、スクリーン数が増えて上映作品も増えるそうで、
映画ファンにとっては、今回の移転は嬉しいことかもしれません。



 
仙台駅東口駅前の再開発は、いずれも正式発表がなく、まだまだ不明なことが多いですが、
近い将来、大きな変貌を遂げることは間違いなさそうです。
今後の動向に注目ですね。








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