仙台・話題の現場を見に行こう! 変化の激しい最近の仙台で、話題になっている場所やマスコミで報道された現場を実際に行ってレポートします。 |
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前回の「仙台トラストシティ」に続き、同じ東二番丁通沿いで進行中の他の再開発を見てきました。 青葉通と中央通アーケードの間にある「ファーストタワー」商業棟が、 5月の開店に向けて急ピッチで工事が行われていました。 地元の老舗百貨店「藤崎」が新館としてオープンさせるもので、パルコ、エスパル2、 大塚家具等、商業集積が進む仙台駅前地区に対抗します。 この大町アーケードを挟んだ向かい側でも、新しい再開発工事が始まりました。 旧佐々重ビルの再開発です。ビルと土地を平和不動産が買い取り、 テナントの撤退が進められていましたが、いよいよ解体工事が本格化しました。 佐々重は地元の老舗味噌屋で、自社ビル売却後もここで営業を続けていましたが、 佐々重本店が本町へ移転、他のテナントも移転が完了したようで、ビルを取り囲むように 足場が組み上げられていました。 平和不動産としては東北初の再開発ビルで、地元紙の報道によると、 来年12月に10階程度の商業とオフィスの複合ビルが完成予定だそうです。 中心部の好立地で、この不況にも関わらず、テナント候補の評価が高いとか。 その北側、広瀬通交差点近くに建設中の三井不動産「仙台本町プロジェクト」(仮)は、 すでに外観はほとんど完成していました。 高層部に入居する「三井ガーデンホテル」の看板も取り付けられました。 この夏、オープン予定です。 定禅寺通交差点では三越百貨店が、藤崎百貨店と共に一番町を牽引すべく、 ファッションビル「141」を全館借り上げて「定禅寺通館」としてオープンさせました。 更に北へ進むと、青葉区役所の向かい側、ガラス張りの「オンワード樫山ビル」の手前に、 新しいガラス張りのビルが姿を表していました。 「NU仙台二日町ビル(仮)」です。まだ竣工前ですが、全館の蛍光灯が点灯していました。 来月の完成に向けて、工事も最終段階のようです。 勾当台通の北端近くに建設中の「ライオンズタワー勾当台通」は、29階、 約100mの高層マンションで、すでに最上階まで組みあがったようです。 今年11月完成予定ですが、今回見てみたら、マンションの壁面に 「全戸価格改定」と大きな垂れ幕が掛けられていました。 最近はマンションも供給過剰気味なので、価格を下げたのでしょうか? 値下げは、マイホーム購入を考えている人にとっては嬉しいことですが、 不動産業者としては大変な時代だと思います。が、大京では、 同規模の高層マンションを更に建設する計画があるようです。 人口が減少する時代に変わりつつあるなか、仙台市は、市街地を 郊外への拡大から中心部への集中へと路線変更しました。 中心部への集中を促進することで、街並みは、どのような変化を遂げるのでしょうか。 |
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