仙台・話題の現場を見に行こう!
 変化の激しい最近の仙台で、話題になっている場所やマスコミで報道された現場を実際に行ってレポートします。

REPORT.59
仙台市中心部各所
撮影2009年2月下旬
 
仙台の写真を撮り続けてきて、最近、屋外広告が少なくなってきたなと感じていました。
そんな時、先週の地元紙に屋上看板が減り続けていることが記事になりました。
ということで、あらためて中心部の屋外広告がどうなっているか、見てみました。
仙台駅前の一等地には、まだまだ多くの屋外広告があります。



 
しかし、確実に何もない看板が増えていました。
こちらは駅前の繁華街、ハピナ名掛丁の入り口の屋上看板ですが、
アーケードを挟んで並ぶ、二つの大きな看板が鉄骨むき出し状態です。



 
愛宕上杉通沿いでも、看板の空きスペースが並んでいます。



 
愛宕上杉通の青葉通交差点近くにも、大きなスペースが空いていました。



 
同じく南町通交差点です。
ここは仙台駅から目の前に見える好立地にも関わらず、空き看板が目立っていました。



 
仙台駅から青葉通を見ると、2箇所の空き看板が見えました。



 
空き看板は、仙台駅前だけではなく一番町界隈でも増えています。
広瀬通と一番町の交差点では、経営破たんした駅前留学の英会話学校が
撤退した後、空いたままになっています。好立地の看板は年間1千万以上もするそうで、
長引く不況が空き看板増加の主な要因ですが、実は、時代の変化も影響しているそうです。



 
最近はインターネットなど、広告媒体が多様化したため、
相対的に屋外看板の価値が薄れてきたとか。



 
また、都市景観を重視する観点から、屋外看板を規制する動きもあるようで、
これから更に看板が減り続けることが予想されます。
ビルのオーナーにとっては大きな収入減となってしまい、
空室率の悪化と共に、大きな負担になりそうです。
また、ネオンが少なくなるのは、夜景好きにとっても、ちょっと寂しいですね。



 
もちろん、現在は空き看板よりも広告が入っている看板の方が圧倒的に多く、
新しい広告看板も次々に誕生しています。



 
屋外広告は、街のイメージを大きく変えるほど存在感のあるものです。
この先、仙台はどのような景観になっていくのでしょうか。
落ち着きと共に、活力も同時に感じられる都市であって欲しいものです。








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