仙台・話題の現場を見に行こう!
 変化の激しい最近の仙台で、話題になっている場所やマスコミで報道された現場を実際に行ってレポートします。

REPORT.52
仙台市中心部の再開発
撮影2009年1月上旬
 
2009年最初のレポートは、仙台市中心部に今年完成する、
規模の大きい再開発の進行状況です。まず最初は仙台駅東口に
建設中の高層マンション「ミッドプレイス仙台」です。



 
31階のタワー棟と、12階のレジデンス棟、合わせて306戸の大規模マンションです。
レジデンスは3月、タワーは9月竣工予定で、タワー棟が最上階まで組みあがっていました。



 
東口では、オフィスビルも建設中です。
画面中央の黒っぽいガラス張りの大きなビルが、「仙台榴ヶ岡ビル(仮)」です。



 
正式名が「アゼリアヒルズ」に決定しました。
19階建ての幅が広いビルで、東口でもひときわ目立っています。



 
最上部に、「AZALEA HILLS」というビル名の看板が付けられました。
今年6月竣工予定です。



 
西口と東口を結ぶ主要道路のひとつ、X橋沿いに建設中なのが、
花京院一丁目第一地区の再開発です。大塚家具が入居する西ブロックの
14階建て商業&オフィス棟は、今年秋に完成予定です。



 
東ブロックの29階建て約180戸の高層マンションは、一足遅れて来年の春に竣工予定です。



 
広瀬通と駅前通の交差点近く、宮城交通駐車場跡地に建設中なのが、
20階のオフィスビル、「仙台中央広瀬通ビル(仮)」です。
半分位の高さまで鉄骨が組みあがったようです。



 
ビル建設に伴ってペデストリアンデッキが延長されますが、
デッキの工事は始まっていませんでした。今年11月に竣工予定です。



 
広瀬通と東二番丁通交差点近くの「仙台広瀬通ビル(仮)」は
最上階まで組みあがり、塔屋部分を組み立てていました。
14階のオフィスビルで、今年5月完成予定です。



 
東二番丁と中央通の交差点では、ファーストタワー商業棟の建設が進んでいます。
アーケードとファーストタワー高層棟を繋ぐような形の、地上5階地下2階のビルで、
地元百貨店の藤崎が一括して借り上げ、新館として5月オープンします。



 
東二番丁通のタワービル斜め向かいに建設中なのは
三井不動産の「仙台本町プロジェクト(仮)」です。
最上階まで組みあがり、塔屋部分の骨組を組み立てていました。


 
18階建てで低層部分がオフィス、高層部分が系列ホテルの
「三井ガーデンホテル」が入居します。今年夏、竣工予定です。



 
仙台市役所の北側、青葉区役所の斜め向かいでは、10階建てのオフィスビル
「NU仙台二日町ビル(仮)」が建設中です。5月竣工予定。



 
最後は北仙台駅前の高層マンション「ライオンズタワー勾当台通」です。
29階建てで、20階を越えた位まで高くなりました。今年11月竣工予定です。
今回見てきた規模の大きなものだけでも、オフィスビル7棟、高層マンション2棟が
今年中に完成するわけで、まさにプチバブル状態です。



 
世界的な経済悪化の影響で、全国的にビルの空室率が高くなっていますが、
特に仙台は、好景気の時に投資資金が流入して不動産開発が活発化していたため、
その時に計画が始まった物件が、続々と完成して空室率悪化に拍車をかけています。
この状態はしばらく続きそうで、景気回復を願うばかりです。








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