仙台・話題の現場 変化の激しい最近の仙台で、話題になっている場所やマスコミで報道された現場を実際に行ってレポートします。 |
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仙台市中心部と北西部の泉パークタウンや大衡村方面を一直線に結ぶ新しい都市計画道路、 「県道北四番丁大衡線」で、最後まで工事中だった「北山トンネル」が、24日に開通しました。 トンネルの開通で、輪王寺周辺のクネクネとした狭い道路を通行しなくて済むことになり、 付近の渋滞緩和と通行時間の大幅な短縮が期待されます。 大学病院東側の道路を北へ進むと、道路の中央にトンネルが見えてきました。 写真中央のトンネルが北行き入り口で、その右上奥に見えるのが南方向へのトンネル出口です。 西道路の青葉山トンネルと同じように、上下線が分離されているんですね。 トンネル内は自動車専用道路で、自転車や歩行者は通行できないので、 トンネル横の、従来の道路を進んで行きます。 トンネルの南行き出口に近づいてきました。 撮影した日は、開通の翌日だったせいか、自動車が絶え間なく通行してきます。 歩道は、ここで行き止まりないので、左折して輪王寺のほうへ向かいます。 輪王寺山門です。ここから小高い丘の上の本堂へと石段が続いています。 輪王寺の境内を分断しないように、この区間をトンネルで通すことになったので、 北山トンネルは、この地面の下を通っています。 輪王寺は伊達家ゆかりの寺で、伊達家の居城が米沢や岩出山などに変わるたびに、寺も移転を繰り返し、 伊達家と共に、この地に落ち着きました。本堂前の大きな灯篭が妙に綺麗になっていましたが、 震災で倒れて新しいものに変わったのでしょうか? 輪王寺西側の道路は、北山トンネル建設と同時に拡幅されました。 写真右側が旧道で、左側が新しく完成した道路ですが、トンネルの開通で ここの通行量が随分減ったようです。 仙山線のガードを越えると、前方にトンネルの出口が見えてきました。 こちらの道路とは違って、車の列が出来ていますね。 坂を下りて、トンネル出口へと行ってみましょう。 北山トンネルの北側出口です。車がひっきりなしに行き交っています。 南側とは違い、出口と入口が並んでいました。 トンネル内がオレンジの光で照らされています。24日の開通式は、この中で行われました。 当初の計画では、去年の12月に開通する予定でしたが、震災の影響で3ヶ月遅れの開通になりました。 北山トンネルの完成で、県道北四番丁大衡線は全線開通し、泉区方面への幹線道路が 県道仙台泉線と、ふたつのルートになり、北部とのアクセスが大幅に向上しました。 この先の道路沿いには、泉パークタウンのアウトレットやロイヤルパークホテル、宮城県図書館などが立ち並び、 東京エレクトロンなどの工場を経て、セントラル自動車のある大衡村へと続きます。 仙台市北部と中心部の交通は、ますます重要性を増しているので、今回の北山トンネル開通は、 非常に大きな意味のあるものになりそうですね。 |
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