仙台・話題の現場を見に行こう! 変化の激しい最近の仙台で、話題になっている場所やマスコミで報道された現場を実際に行ってレポートします。 |
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仙台市南部の再開発地区「あすと長町」に、多目的アリーナが建設されることが決定しました。 場所は、JR長町駅東口の北側に広がる土地です。スポーツ用品販売のゼビオが、 アリーナやドーム、店舗などのスポーツ施設3棟の建設計画を発表しました。 「あすと長町」は区画整理が済んで販売が開始されましたが、 リーマンショックの時期と重なってしまったため、売却が進まない状態が続いています。 今回、建設が決定した場所も、駅のすぐ近くという好立地にも関わらず、土地利用が未定でした。 建設予定地には、建築計画の告知板が設置されていました。 施設が建設される3区画のうち、長町駅に一番近い場所は、敷地面積から推測すると、 テニスやバスケット、フットサル等の試合ができるドーム棟のようです。 佐藤工業が建設して、プロバスケットチーム「89ERS」の運営会社「仙台スポーツリンク」に 運営を託すそうで、2011年のオープン予定です。 その東隣の区画にも、別の告知板が出ていました。 こちらは、フィットネスクラブやスポーツ用品店が入居する「ゼビオ棟」になるのでしょうか。 三菱UFJリースが建設し、ゼビオが賃貸して運営するそうです。こちらも2011年オープンです。 そして、これら2区画の北側、東北新幹線の高架に沿った場所が、今回の施設群のメイン、 多目的アリーナの建設予定地です。この日は、まだ告知板は出ていませんでしたが、 89ERSのホームとして、最大6000人が収容でき、スポーツの試合開催のほか、 コンサートなどのイベントもできるようにするそうです。このアリーナも三菱UFJリースが建設し、 ゼビオが賃貸して運営するということで、「ゼビオアリーナ」と名付けられました。 アリーナは2012年のオープン予定です。 ゼビオアリーナ建設予定地の東隣は、杜の広場という公園として整備されています。 その公園の北側にも広大な空き地があります。 シルク・ドゥ・ソレイユ仙台公演の開催場所として利用されていますが、 ここには市立病院が2014年に移転予定です。 仙台市南部の副都心として期待されながらも、今まで将来像が見えてこなかった「あすと長町」ですが、 市立病院の移転とともに、集客の目玉となるスポーツ施設が建設されることで、 他の区画にも開発が波及して欲しいですね。 |
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