仙台・話題の現場
 変化の激しい最近の仙台で、話題になっている場所やマスコミで報道された現場を実際に行ってレポートします。

REPORT 388
震災遺構、旧荒浜小学校の一般公開が始まる・その2
撮影2017年5月上旬
 
今回は震災遺構に指定されて保存が決まり、
一般公開が始まった若林区の旧荒浜小学校の内部を見ていきます。



 
耐震工事が施された校舎は、下駄箱が並んでいた学校の出入り口は閉鎖されて
新たに東側のドアが開放されて見学コースの出入り口になりました。
津波時の避難所にも指定されていて避難する時も、ここから入るようです。



 
1階の内部に入ると天井板や床板が所々はがれていて、がらんとした雰囲気でした。
1階は津波に完全に飲み込まれてしまい瓦礫で覆われたそうです。



 
保健室だった部屋が公開されています。



 
こちらは1年1組の教室です。



 
廊下には震災後まもない頃に撮影した写真が、ほぼ実物大に引き伸ばされて展示されていました。



 
2階へ上る階段にも瓦礫で埋まった当時の写真が展示されていて
震災当時の同じ場所の状態を追体験できるようになっていました。



 
2階です。津波は2階の床上まで来たそうで、
窓ガラスを割って瓦礫が押し寄せてきた当時の写真が同じ場所に展示されています。
窓の外には折れ曲がった手すりと倒れたベランダの壁が見えます。



 
手すりや壁が折れ曲がったり倒れた状態のまま保存されていますが、
危険がないようにケーブルで固定されていました。



 
2階の床から30センチほどのところに津波到達ラインを示す線がありました。
よく見ると壁には津波の跡が残っていますね。



 
3階は非公開でしたが、津波被害のなかった4階は
教室を利用して荒浜地区や震災関連の展示スペースになっていました。



 
こちらは荒浜の歴史や震災前の生活を紹介するスペースです。



 
教室の中央には震災前の荒浜地区を再現したミニチュアが展示されていました。



 
隣の教室には震災当時、避難した人たちが救助されるまでの間、
どういう状態で過ごしていたのか再現されていました。



 
こちらの教室では震災当日の様子が
わかるように時系列で出来事が展示されています。



 
教室の中央に置かれているのは、
津波に襲われた時間のまま止まった、体育館の大きな時計です。
この教室では震災当時の映像をプロジェクターで上映もしていました。



 
屋上まで昇って来ました。屋上からは周囲が見渡せます。
震災当時は学校に取り残された人たちを、ここからヘリコプターで全員救助したそうです。



 
海岸方向を見てみました。ここの海岸は震災前は海水浴場として賑わい、
仙台市民なら一度は訪れたことがあるであろう場所です。海岸沿いの防風林は津波で流されて無くなり
代わりに新しい防潮堤と嵩上げされた道路が出来つつあるのが見えました。



 
内陸側に目を向けると、仙台市中心部のビル群が見えました。
仙台駅から車で約30分、今なお震災の爪痕が残る風景が広がっています。
仙台市民のみならず、全国から多くの人に訪れて欲しい場所です。








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