仙台・話題の現場
 変化の激しい最近の仙台で、話題になっている場所やマスコミで報道された現場を実際に行ってレポートします。

REPORT 332
JR仙台駅の東西自由通路とエスパル東館のオープン
撮影2016年3月18日
 
3月18日に開通&オープンしたJR仙台駅の東西自由通路とエスパル東館を、オープン当日に見てきました。
この日は晴天にも恵まれて多くの人で賑わっていました。



 
東西自由通路の北側では新しいホテルの建設工事も本格化したようで、巨大な建設用クレーンが姿を現していました。



 
ホテルは14階建てで客室280室、レストランや商業施設も併設するそうで、来年に完成予定です。
ホテルの北側には、更に13階建てのオフィス棟を建設、全ての工事が完了するのが2018年で、
仙台駅東口再開発は完成することになります。



 
それでは東口から東西自由通路に入って行きましょう。入り口の右側は工事用のパネルで囲われていますが、
ここにホテルが建設されて自由通路とも接続されることになります。



 
東西自由通路の内部は、幅16メートル、高さも16メートル、長さは約120メートルで、
昔の通路とは比較にならないほどの巨大な吹き抜け空間に生まれ変わりました。



 
通路の中央には、デジタルサイネージが設置されていました。



 
近代的な広い空間を照らすのは、古いのガス灯を思わせるクラシカルなデザインの照明です。



 
通路の北側の建物は飲食店や土産品関係の店舗が主に入居していますが、
新たに駅の改札と新幹線のホームへと通じる連絡口も設置されました。



 
改札口の前には植栽があり、丸いベンチも置かれています。



 
改札の向かい側には南棟の入り口があり、この日はオープン初日ということもあって店内は凄い人で溢れていました。



 
南棟と北棟は3階と4階部分にある5本の渡り廊下で結ばれていて、自由に行き来できるようになっています。



 
3階部分から通路を見てみました。線路を跨いでいるので通路自体が2階になっているんですね。



 
北棟の4階に来ました。開放的なガラス屋根から日差しが差し込んでいて明るい雰囲気になっています。



 
4階から見下ろすと、新しい自由通路の規模が良くわかります。



 
北棟の屋上はスカイガーデンと名付けられて一般に開放されています。



 
ウッドデッキの上には椅子やテーブルが置いてあって、くつろぎのスペースになっていました。



 
自由通路のガラス屋根の手前の地面は、これから暖かくなると緑色の芝生になりそうですね。



 
スカイガーデンの東側には、ホテル棟を建設するためのクレーンが顔を覗かせていました。



 
東西自由通路と、それを挟むように立つエスパル東館の北棟と南棟が作り出す空間は、
これまでの仙台には無かったような新たな雰囲気で、県内はもちろん、隣県からも多くの人が訪れそうです。



 
自由通路を通って西側の仙台駅へ来ました。4層吹き抜けの空間から来ると天井が低く感じてしまいます。



 
エスパル本館の入り口も東館と似たようなデザインに改修されました。



 
仙台駅の3階部分にはATMや公衆電話などがあり、コンコースを見下ろすことが出来ましたが、
今回の改修で飲食店が作られました。反対側も同じような作りになっていました。



 
以前は文字通りに駅の東と西を行き来するだけの役割しかなかった自由通路でしたが、
通路というよりも、ひとつの新しい街が誕生したと言っても過言ではない位の劇的な変化を仙台駅にもたらしました。
人の流れも大きく変わりそうですが、駅周辺だけではなく中心部商店街にも好影響を与えて仙台全体が
盛り上がって欲しいものですね。








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