仙台・話題の現場 変化の激しい最近の仙台で、話題になっている場所やマスコミで報道された現場を実際に行ってレポートします。 |
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約4ヶ月ぶりに、あすと長町の様子を見てきました。 JR長町駅の高架下には新しい商業施設「てくてながまち」が去年の12月にオープンしました。 延べ床面積約3000uの中に飲食店はもちろん、生鮮食品や惣菜、スイーツなど16店が入居していて、 連日多くの買い物客が訪れているようです。 この日も、ガラス越しに見えるコーヒーショップの店内は満席に近いような賑わいぶりでした。 長町駅前の、あすと長町大通沿いではヤナセ東北の新社屋が姿を現してきていました。 この春にオープンということなので、建物は間もなく完成しそうですね。 イケアの東側で建設中の住友不動産の「シティタワー長町新都心」も、徐々に鉄骨が組み上がって来ていました。 シティタワー長町新都心と、あすと長町大通の間では新たにマンションの建設が始まっていました。 一建設の「プレシスあすと長町エクレール」です。地上15階建て139戸で、2018年3月に完成予定です。 シティタワーが24階建てなので、イケアのほうからは半分以上隠れてしまいそうです。 シティタワーを北側から撮影。 24階建てで414戸という規模なので横方向に巨大な建物になっています。 現在は8階程度まで鉄骨が組み上がっているようなので、あと3倍位の高さになるのでしょうか。 建物自体は来年1月の完成予定です。 写真の向かって左側に立つ2本のクレーンがシティタワー長町新都心で、隣の13階建ての白い建物が 復興公営住宅ですが、その右側にも新しく建設用のクレーンが立ちました。 野村不動産とワールドアイシティの「ONE PARK RESIDENTIAL TOWERS」で 地上24階建て、戸数345戸の大型マンションです。 建物の完成予想図が描かれていました。こちらもタワーという名前ですが正方形に近い建物になるようです。 震災で住む場所を失った方たちが入居している公営住宅の目の前に出来る巨大マンションということで、 被災者が困惑しているという記事が河北新報に掲載されました。「南側に壁のように立ち塞がれて 日光が当たらなくなってしまうけれど、商業地域なので法的には問題なく市は静観の構え」という内容でした。 河北の記事では、復興公営住宅の2倍の約80mの高さが問題であるかのように書いてありましたが、 現場を見た印象では、むしろ建物が横方向に長いことのほうが悪影響が大きいのではないかと感じました。 建設会社では利益を得る為に必要な戸数を確保したいわけで、仮に戸数は変わらなくても高さを倍の160mにして 横方向を半分の狭さにすれば、太陽が遮られる場所は北側に長くなりますが横幅が細い分、 1ヵ所あたりの日が当たらない時間は短くなりますよね。眺望が遮られる部屋も少なくなるはずです。 現在の仙台では、環境や景観を守る為に高さ100m以上の建物を建設する際に厳しい環境アセスメントを 受ける必要があり、また中心部でも高さ制限があって、以前よりも高層ビルが建てにくい条例が制定されています。 しかし、今回の事例を見てもわかるように、高さ方向を伸ばして横方向を制限したほうが環境や景観に良い場合も あることを理解してもらって、環境、景観保護について現在の規制やアセスメントが本当に最善の策なのか、 再検討して欲しいものだと思います。 さて、それらの大型マンションのクレーンが立ち並ぶ西側では、あすと長町の新しい目玉の集客施設になりそうな 建物が完成間近でした。チームスマイルの「SENDAI PIT」です。 収容人数1200名のライブハウスで、仙台駅の再開発で閉館したゼップ仙台に変わる施設として人気を集めそうです。 震災5年目の3月11日にオープン、その後はプリンセスプリンセスを始めとして、多くのライブが予定されています。 衣食住とショッピングにスポーツや娯楽施設と、あすと長町の魅力は着実に増えてきています。 |
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