仙台・話題の現場 変化の激しい最近の仙台で、話題になっている場所やマスコミで報道された現場を実際に行ってレポートします。 |
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仙台市地下鉄としては、2路線目となる東西線が12月6日に開通したので、早速見てきました。 建設費を抑えるために、南北線と比べて一目でコンパクトだなと感じられる車両がホームに入って来ました。 車体の横には、祝開業のシールが貼られていました。 東西線はリニアモーターで走行しますが、浮かずに磁力を推進力として車輪で走行する方式です。 レールとレールの間に鉄のプレートが伸びていますが、このプレートが磁力を生み出して 車両を動かすそうです。 車内に入ってみましょう。第一印象は、やはり狭いなという感じですが、手すりやポールの形状を工夫しており 一旦座席に座ってしまえば、それほど窮屈な感じはしませんでした。 液晶ディスプレィの行き先案内板には、行き先が日本語の漢字、ひらがなの他、英語、中国語、韓国語で 繰り返し表示されます。また、ドアの開く側の案内や、この車両が何両目かなども表示されていました。 東のターミナル、荒井駅です。列車は地下を走っていますが駅舎は地上駅で、 駅前には大きなロータリーや駐車場が整備されていました。 このあたりは数年前まで田畑が広がる、のどかな田園地帯でしたが、地下鉄駅の建設に伴って再開発が始まりました。 駅前には、すでに大きなマンションが複数建設されていて、田畑はなくなっていました。 震災の時は、この近くの荒浜が津波被害にあい多くの被災者がいるため、ここにも災害公営住宅が建設されています。 駅の中に入って来ました。地上駅なので、階段を降りずに改札へと行けます。 天井には、木製のパネルがモザイク状に並べられていて、田んぼや居久根(農家を囲む防風林で仙台平野に多い)を イメージしたデザインになっているそうです。東西線の駅は、このように駅ごとに特徴のあるデザインになっているので 西の終点、八木山動物公園駅に向かって、それぞれの駅を見て行きましょう。 エスカレーターを降りて地下ホームへ来ました。 荒井駅は、あまり深くないようで、地下1階くらいの感じでホームに出ました。 ホームの柱や壁は黒で、天井は黄緑色に照明がされています。 荒井駅の西隣、六丁の目駅です。産業道路を挟んで2ヵ所の出入り口が設置されていて、こちらは南側です。 北側の出入り口です。付近は企業の物流倉庫や支店、工場などが多い地区ですが、 最近は田畑を開発して住宅街になった場所も増えてきました。 六丁の目駅の内部は鋭角的なデザインで、勢いが感じられるデザインですね。 鋭角的なデザインはホームにも採用されています。柱や壁は荒井駅とは全く違って白色です。 六丁の目駅の西隣、卸町駅です。地下鉄は産業道路の下を通っているので、 こちらの駅も産業道路沿いに2か所の出入り口が設置されました。写真は南出入り口です。 北側の出入り口です。 卸町駅は天井の中の配線やパイプ類が丸見えのデザインで、商業の街の活気を表しているのだとか。 ホームの天井も内部が丸見えです。柱はクリーム色で壁はレンガ風でした。 薬師堂駅は、これまでとは全く違って和風のデザインの出入り口で、地下駅なのに小さい地上駅のような雰囲気でした。 駅前にはロータリーがあり、バス停が集約されているのも、地上駅の雰囲気を感じさせる要因でしょうか。 駅内部は、ミヤギノハギにちなんで萩の花のタイル絵がありました。 天井は直線的な照明デザインです。 ホームの柱と壁はグレーでした。 次回は連坊駅から西へと進みます。 |
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