仙台・話題の現場
 変化の激しい最近の仙台で、話題になっている場所やマスコミで報道された現場を実際に行ってレポートします。

REPORT 298
仙台東洋ビルの解体
撮影2015年4月中旬
 
仙台駅前のハピナ名掛丁と愛宕上杉通の交差点に立つ「仙台東洋ビル」が解体されることが発表されました。
もともとはビルの名前に残っているように東洋信託銀行のビルとして建設され、合併した三菱UFJ信託銀行が
引き続き入居していましたが、最近は1階にドコモショップとサンクスが入居していました。



 
銀行として建設されたことを感じさせる重厚感のあるビルですね。
建物は現在もUFJが所有しており、東急不動産が運営しているそうです。
1975年に完成した築40年のビルですが、見た目通りの頑丈さで震災でも被害を受けなかったということです。



 
河北新報によると、建物自体は無傷だったものの、老朽化のため賃貸事業として将来性が厳しい状態だということで
今回、解体して再開発することが決定したそうです。



 
すでにテナントは全て撤退していて、一階の入り口やショウウィンドウなどのガラス部分が
パネルで覆われていました。



 
パネルには、仙台の名産や観光名所などが描かれていて、殺風景にならないように配慮されていました。
報道では4月以降に取り壊すということですが、時間がかかることを見越しての配慮なのかもしれません。



 
ビルの北側は仙台でも有数の通行量のあるアーケード街に面しているので、
空きビルのままとか、解体して空き地の状態で長期間、放置することだけは避けて欲しいものですね。



 
前出の河北新報によると、現在「銀のあん」が営業している旧朝日屋ビル跡と合わせて再開発する予定で、
ふたつあわせた敷地面積は約1,170uだそうです。



 
「銀のあん」の店舗の裏側から見てみました。アーケードに面した部分にだけ仮設の店舗が立っていて、
ほとんど空き地状態になっています。



 
東急不動産は河北新報の取材に対して、
「社内的な検討をしている段階。出来るだけ早く結論を出したい」と説明したそうですが、
具体的な計画を早く発表してもらいたいのと同時に、中心部の立地に相応しい再開発を期待したいですね。








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