仙台・話題の現場
 変化の激しい最近の仙台で、話題になっている場所やマスコミで報道された現場を実際に行ってレポートします。

REPORT 283
SENDAI 光のページェント・2014
撮影2014年12月12日
 
仙台の冬を彩るイベント「SENDAI 光のページェント」が、今年も始まりました。



 
定禅寺通の東二番丁交差点から市民会館までのケヤキ並木に、約60万球のLEDが飾られます。
今年はノーベル賞受賞で青色LEDが話題ですが、光のページェントでは電球の色を再現した「仙台カラー」の
LEDが使用されていて、電球の温かみのある雰囲気が守られています。



 
一番町商店街の入り口の1本だけは青色ですが、
これは光のページェントではなく、一番町のイルミネーションなんですね。



 
去年までの4年間は、開催日が12月の第1週の週末でしたが、
今年から2週目の週末へと戻り、12日の開幕になりました。資金的な面や警備員不足のためだとか。



 
開催日が12月初めだと、まだケヤキに葉が残っていたりしますが、
2週目になると、すっかり葉が落ちていてイルミナーションが綺麗に見えるというメリットがあります。
でも、開催期間が短くなるのは残念ですね。



 
大晦日までの開催ですが、正月に帰省した人や初売りで訪れる人のために
1月3日まで開催してはどうかという案もあるそうです。資金的に難しいようですが実現してほしいものです。



 
2011年から登場した天使の祈りの像と、10年前から登場した巨大なシンボルツリーです。
その名の通り、すっかりページェントのシンボルになりました。



 
市民広場の特設スケートリンクは7年目です。
仙台出身のフィギュアスケーター、羽生結弦選手の活躍の影響か、老若男女、大勢の人たちが滑っていました。



 
スケートリンクの横にはキリンのKIRIN一番搾りキッチンが開店、こちらは多くの大人たちで賑わっていました。



 
勾当台公園の定禅寺通側入り口には、去年に続きエビスビールのYEBISU BARがオープンしました。
寒い夜に暖かいテントの中で飲む一杯は美味しいのでしょうが、公園の入り口を塞ぐように設置するのは、
再考してほしいなと思います。



 
テントの裏には喫煙スペースも設けられています。勾当台公園では2年前まで「日立きになるサンタの公園」という
イルミネーションが開催されていて、巨大なサンタクロースが飾られたりして多くの見物客で賑わっていました。



 
去年からは河北新報の「かほピョンファンタジーパーク」という催しが始まりました。



 
2年目の今回は、イルミネーションが増えてパワーアップしましたが、「きになるサンタの公園」と共に
勾当台公園の高台を利用して行われた「学都×楽都コラボレーション」開催の時に比べると、
地味な印象は否めません。



 
更に「かほピョンファンタジーパーク」の入り口が市役所側になっているため、
ページェントのメインストリートである定禅寺通との連続性が分断されているのもマイナスポイントだと感じます。



 
せっかくパワーアップしたイルミネーションも、定禅寺通側から来るとエビスバーのテントの陰に隠れて
気付かない人も多いのではないでしょうか。来年は、定禅寺通と勾当台公園との回遊性を高めた配置を
考えて欲しいなと思いました。



 
光のトンネルがふたつに増えましたが、やはり定禅寺通交差点側から入って行けるような配置だと
もっと多くの人が楽しめるんじゃないかなと思います。



 
2段になっている勾当台公園は公園内に階段があり、階段の足元を照らすために
グリーンのライトが灯されていて綺麗でしたが、階段を上った先には暗い公園があるだけでした。
「学都×楽都コラボレーション」の時は、高台の木々が青いLEDで照らされ、見晴らし台も設置されていた
ことを思い出すと、現状が寂しく感じられてしまいます。



 
今年は西公園のSLが修理中で、西公園のイルミネーションも無くなってしまいました。
理想は数年前のように定禅寺通を挟んだ東西の公園にイルミネーションを飾って欲しいですが、
スポンサーや予算の問題で難しいのでしょうか。変わらぬ美しさと迫力の定禅寺通とともに、
数年前の規模の公園イルミネーション復活を願っています。








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