仙台・話題の現場を見に行こう!
 変化の激しい最近の仙台で、話題になっている場所やマスコミで報道された現場を実際に行ってレポートします。

REPORT.78
仙台駅前のバスプール拡張実験
撮影2009年7月初旬
 
今月4日から10日までの一週間、仙台駅前で大規模な交通規制が行われました。
駅前通の青葉通交差点から、南町通へと曲がる道路への一般車の進入が禁止されました。



 
ちょうど、ロフトの東側と南側、ロフトに沿ってL字型にカーブしている部分です。
ここを、バスとタクシー以外の一般車を通行禁止にして、どのような影響が出るか、
調査が行われました。



 
なぜ、そのような実験をしたかというと、現在のバスプールを拡張して、
周辺に分散しているバス停を集約しようという計画があるからです。
現在の駅前バスプールとロフトの間の道路を新たにバスプールにしようというわけです。



 
普段から交通量の多い地区の道路を減らせば、渋滞が激しくなる懸念があるため、
今回、バスプールの拡張予定部分を通行禁止にして、周辺の渋滞具合や車の流れを
調査したんですね。ハピナ名掛丁の前あたりから交通誘導が行われていました。



 
駅前通と青葉通の交差点で、一般車は青葉通へと右折しなければなりません。



 
交通規制が行われている場所では、ちょうど地下鉄東西線の工事が行われています。



 
南町通と愛宕上杉通の交差点から仙台駅方向を見てみました。
ロフトの前が交通規制されていて、バスとタクシーしか走っていませんでした。



 
仙台駅前のバス停は、バスプール以外の場所にも多くが分散していて、
初めて乗る人は、どこに行けば目的地へのバスに乗れるのか、わかりにくい状態です。
青葉通のさくらの百貨店前にも、たくさんのバス停が並んでいます。



 
同じく青葉通の仙台ホテル前のバス停です。これらのバス停が一箇所に集約されれば、
あちこち歩き回らなくて済み、バスの乗り換えも格段に便利になります。



 
最近は、山形や福島など近県からも多くの人たちが訪れています。
長距離バス乗り場も分散していて、広瀬通のバス停前では、
長距離バスが一車線を占めていて、渋滞の原因になっています。
現在、「東京建物仙台ビル」の建設とともに、バス専用車線を設けるそうなので、
多少は渋滞が緩和されるかもしれません。



 
仙台駅東口にも、長距離バス乗り場があります。東口広場の整備にともない設置されました。
長距離バスは高速道路を利用するため、広瀬通の青葉山トンネルへと移動しなければならず、
東口から西口への移動の分だけ余計に時間がかかるので、バス会社は東口乗り場を
あまり利用したがらないのだとか。長距離バス乗り場も併設した巨大なバスターミナルが、
西口駅前に出来るのが一番理想的なのかもしれません。



 
現在、仙台市では西口駅前広場の大規模な改善を計画していて、バスプールの拡張案は、
その中のひとつだそうです。今回の交通規制による調査結果は、まだ出ていませんが、
結果次第では仙台駅前が大きく変わる可能性があります。








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