仙台・話題の現場を見に行こう!
 変化の激しい最近の仙台で、話題になっている場所やマスコミで報道された現場を実際に行ってレポートします。

REPORT.74
仙台港・みなと仙台ゆめタウン
撮影2009年6月中旬
 
最近、商業施設の集積が高まっている、仙台港背後地「みなと仙台ゆめタウン」を見てきました。



 
去年、三井アウトレットパーク仙台港がオープンして以来、この地区への集客が
飛躍的に高まりました。仙台周辺のみならず、近県からも長距離バスで買物ツアーを組んで
団体客がやってきています。



 
先月末、アウトレットパークの南側隣接地に「カインズモール仙台港」がオープンしました。
ホームセンターの「カインズホーム」が中心になったショッピングモールです。



 
「カインズホーム」は県内4店舗目ですが、
他業種との複合施設「カインズモール」としては県内初だそうです。



 
今月18日、大型家電量販店の「ケーズデンキ」が、モール内にオープンしました。
撮影はオープン直前の日でしたが、オープン後は買い物客で賑わっていることでしょう。



 
カインズモールには、地元の眼鏡店「メガネの相沢」も出店しています。
最近は郊外への出店に力を入れているようです。



 
カインズモールの西側には「紳士服のコナカ」「洋服のアオキ」「カワチ薬品」等々、
郊外でよく目にする店舗が、すでに出店しています。



 
「カワチ薬品」と同じ敷地内に「SPORTS DEPO」「ダイソー」もあり、
数年前まで何も無かった場所とは思えないほど、郊外でよく見る風景に変貌しました。



 
すぐ近くでは、「東京インテリア」が来年のオープンに向けて工事中でした。



 
更に、同じく家具インテリアの量販店「ニトリ」も同時期にオープンするそうで、
仙台港背後地の商業集積が一気に進み、付近の住民にとっては大変便利になりました。
しかし、せっかくの交通の便の良さを生かして、遠くからも人を集めるのには、
アウトレットの他にも、集客の目玉になるような施設が欲しいところです。



 
そんな仙台港背後地の、集客の目玉になりそうな施設「マリンピア松島水族館」が、
新たに整備される高砂中央公園の敷地内に移転することが、ほぼ決定しました。
現地は、まだ更地の状態でしたが、隣接地では仙台東部道路の仙台港インターチェンジの
建設工事が行われていました。



 
「マリンピア松島水族館」は、その名の通り1927年(昭和2年)に松島町に開館し、
現在まで80年以上に渡って同町で経営を続けている、国内でも有数の歴史ある水族館です。



 
近年、施設の老朽化が激しくなり、他県の新しい水族館に比較して規模も小さく、
建て替えるにしても海と山に挟まれた地形の松島町では、規模を大きくすることも出来ず、
新たな建設場所として、仙台港背後地が選ばれました。



 
日本三景の松島は、宮城県を代表する観光地で、年間370万人の観光客が訪れています。
松島町を去ることに反対もあったようですが、水族館を存続させるには仕方ないことだったのでしょう。



 
新しい水族館が、どのようなものになるのか、正式発表が待たれます。
水族館は松島を去りますが、仙台港と松島は仙石線と東部〜三陸自動車道で結ばれています。
仙台港背後地と松島が、相乗効果で双方ともに訪れる人が増えるといいですね。








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