仙台・話題の現場を見に行こう!
 変化の激しい最近の仙台で、話題になっている場所やマスコミで報道された現場を実際に行ってレポートします。

REPORT.63
JT跡地の再開発
撮影2009年3月下旬
 
宮城野区東仙台の、JT仙台工場跡地で進行中の再開発状況を見てきました。
中心部の北四番丁を東へと進み、宮町を抜けて仙山線の中江踏切を渡って行きます。
イオンの前を通って利府街道との交差点を北へと曲がります。



 
仙台市ガス局を左に見ながら、鶴ヶ谷団地のほうへと北進します。



 
この道路の東側が、JT仙台工場跡地です。約12万u以上もの広大な敷地で、
道路のはるか先まで工事用フェンスが続いていました。



 
道路の向かい側は、仙台市ガス局の敷地が続いていて、こちらも広大な敷地です。
ガス局の先に、宮城県青年会館があります。



 
ちょうど、青年会館の真向かいに、工事現場への入り口がありました。



 
施工は、現在なにかと世間を騒がせている西松建設です。



 
敷地の北端までやってきました。北側にはフェンスがなく、工事現場が一望できました。
ここには、日本たばこの工場の他、野球場などもありましたが、
すっかり何もなくなっていて、広大な土地が広がっているだけでした。
現在はトラックやショベルカーが動き回り、整地作業をしているようでした。



 
当初は、JTがイトーヨーカドーへの売却を進めていましたが、
仙台市長が大型商業施設の建設に反対、住宅地への転用を求めました。
その後、大手住宅メーカーの大和ハウスが土地を取得、300戸規模のマンション2、3棟、
一戸建て住宅100棟、合計1000戸もの大規模住宅街を建設する計画を発表しました。



 
その後、計画変更があったようで、土地を三分割して、中規模商業施設、住宅地、
住宅と福祉の複合施設、の三つに土地の利用を決定したようです。
今回、商業施設の概要が発表されました。ケーズデンキやヨークベニマル、ツタヤなど、
定番の郊外型店舗が、今年10月にオープンするそうです。



 
そもそも、仙台市が大型商業施設の建設に反対したのは、
すぐ近くに、イオンや生協系のセルバなどがあり、オーバーストアになるから、
ということでしたが、結局、競合する商業施設が建設されることになりました。



 
写真はイオンの向かい側のセルバです。
中心部から約3キロの近さにある、広大な土地の開発に関心が集まっていましたが、
結局、どこにでもある郊外型店舗と住宅街になりそうです。
景気の悪化で、大規模な再開発が難しくなっているのでしょうが、
土地の利用法としては、ちょっともったいないような気がします。
まだ、住宅と福祉施設の概要は不明ですが、今後に注目です。








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