仙台・話題の現場を見に行こう!
 変化の激しい最近の仙台で、話題になっている場所やマスコミで報道された現場を実際に行ってレポートします。

REPORT.61
青葉通沿い、その2
撮影2009年3月上旬
 
今回は前回の続き、青葉通の晩翠通交差点から先へと進みます。
晩翠通交差点近くの、駐車場跡では13階建てのマンションが建設中でした。



 
この付近までは、地下鉄工事の影響もなく、ケヤキ並木が続いていますが、
アークホテルを過ぎた辺りから、中央分離帯部分のケヤキが撤去されています。



 
地下鉄西公園駅が建設されるためです。
西公園駅は、青葉通の西端から西公園にかけての地下に作られます。



 
西公園が見えてきました。駅建設に伴って、公園が再整備中です。



 
城の櫓風の外観で有名だった西公園交番は、北の方へ移動して新築されました。



 
西公園通を越えると、今までのビル街から景色は一変します。
道路は、ここから広瀬川に向って坂を下っていきます。



 
福島県三春町の天然記念物「滝桜」から枝わけしてもらった「愛姫桜」の横で、
巨大な重機が動いていました。



 
道路の先に、豊かな緑に包まれた青葉山が見えてきました。



 
西公園の西側には市民プールがありましたが、
地下鉄建設のため、すっかり撤去されてしまいました。
地下鉄は、ここから地上に出て、地下鉄専用の橋を渡って広瀬川を越えます。



 
広瀬川に架かる大橋に到着しました。橋を渡ると、青葉山の麓です。



 
大橋から北方向を見ると、地下鉄が通る橋の建設現場が見えました。
川を挟んで、二つのクレーンが動いていました。



 
大橋を渡ると、右側に「仙台国際センター」があります。
仙台で開かれる国際会議で、多く利用されています。



 
国際線センターの向かい側は、追廻住宅が広がっています。
ここは公園として再整備が予定されており、住民の多くが転居して空地が増えていました。



 
追廻住宅の横には、長沼と呼ばれる仙台城の堀があります。



 
長沼の畔に、満州事変で犠牲になった軍馬の慰霊碑があります。



 
その横には、軍馬や軍用動物の彰忠塔があります。
追廻地区には、江戸時代は仙台藩の馬場があり、明治以降は陸軍の競馬場
などがありました。ここから戦場へと赴いた軍馬が多くいたのでしょうか。



 
長沼の横には五色沼があります。
ここは日本で初めてフィギュアスケートが行われた場所で、記念の像が立っています。



 
長沼と五色沼の間の道を入って行くと仙台城の三の丸跡の「仙台市博物館」です。



 
その向かい側には、宮城県スポーツセンターがありましたが、
老朽化のため撤去され、広い空地が広がっていました。



 
この場所の北側には地下鉄国際センター駅が作られますが、
南側は広場になるようです。



 
仙台城の入り口、大手門跡に到着しました。
大手門は国宝に指定されていましたが、空襲で焼失。
現在は石垣と再建された隅櫓だけが、往時の姿を偲ぶ唯一の遺構です。
大手門の再建計画もあるようですが、この先には東北大があり、
八木山方面への幹線道路として交通量も多いので、再建されるとしても
だいぶ先のことではないでしょうか。杜の都を象徴する道路「青葉通」も、
時代の流れとともに姿を変えているようでした。








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