仙台・話題の現場を見に行こう! 変化の激しい最近の仙台で、話題になっている場所やマスコミで報道された現場を実際に行ってレポートします。 |
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仙台空港にクリスマスイルミネーションが飾られたというので、見てきました。 去年、仙台市中心部と空港を結ぶ「仙台空港アクセス鉄道」が開通し、 格段に便利になりましたが、鉄道の利用者数は予想を下回っているそうです。 仙台空港と向かい合うように、アクセス鉄道の仙台空港駅があります。 仙台駅から名取駅までの区間は、JR東北本線の線路を走り、 名取駅から分岐して仙台空港へと至ります。今年、その仙台空港アクセス鉄道が、 鉄道友の会選定の、優れた車両に送られる「ローレル賞」を受賞しました。 駅と空港は、デッキで繋がれています。 仙台空港ターミナルビルは1997年に建設されたものですが、 波打つような屋根とガラス張りの斬新なデザインで、10年という歳月を感じさせません。 デッキを渡ると、開放的な空間が広がっていて、 すぐ目の前が搭乗手続きの窓口になっています。 天井も屋根と同じようにウェーブしています。 建物の中心部分にクリスマスイルミネーションがありました。 赤と緑のクリスマスカラーと雪の結晶が飾られています。 天井の一番高い部分から1階までの吹き抜け空間に、光の帯が伸びていました。 高さ約20mだそうです。 1階には噴水があります。 その噴水に丸い大きなクリスマスイルミネーションが飾られていました。 三日月形の飾りは、伊達政宗公の兜のデザインをモチーフにしたものです。 普通の形のクリスマスツリーも、いたるところに飾られていて、 こちらも、兜の飾りの三日月形が目立っていました。 ツリーの下の鉢は、政宗公の陣羽織のデザインから採られたものです。 今年は大型観光キャンペーン「仙台宮城デスティネーション」期間中です。 マスコットキャラクター「むすび丸」にも政宗公のデザインが使用されており、 ツリーにも、意識的に兜の飾りや陣羽織のデザインを使っているのでしょうね。 空港ビルの3階は展望スペースになっていて滑走路が見渡せますが、 そこにもクリスマスツリーがありました。 ツリーの裏側には、大きな地球儀があり、自転していますが、 これは普段から、ここにあるものです。 展望スペースには、多くの人が訪れて飛行機が行き交うのを眺めていますが、 室内のため見通しが今ひとつでした。 再来年には、空港ビル屋上に屋外型の展望デッキが新設されるそうです。 夕闇迫る藍色の空に浮かび上がった仙台空港は、 クリスマスイルミネーションに負けないほど綺麗でした。 |
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