仙台・話題の現場を見に行こう! 変化の激しい最近の仙台で、話題になっている場所やマスコミで報道された現場を実際に行ってレポートします。 |
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仙台駅前に完成した「仙台パルコ」のオープン当日の様子を見てきました。 パルコが入居する再開発ビル「仙台マークワン」は、19階建てで、 10階から19階までの高層部分は、今月初めからオフィスの入居が始まっていました。 今回オープンしたパルコは地下1階から地上9階までの部分を占めています。 当日は、あいにくの小雨模様でしたが、多くの人が訪れていました。 オープン当初の混乱を避けるためか、入り口は2階の駅側1箇所のみに限定され、 それ以外の出入口は全て出口専用になっていて入れませんでした。 アエル側の2階出入口も出口専用にされていました。 そのため、パルコ前のペデストリアンデッキには、名掛丁方面から長い行列ができました。 列は一旦入り口を通り過ぎて、パルコとエスパル2の間の新しいデッキに向かって行きます。 アエル裏の、新しく出来た名掛丁自由通路まで進み、 そこで折り返して入り口へと向かっていました。 ようやく入り口へ到着しました。複数ある出入口のなかで、一番大きい出入口です。 東北各県からの集客も見込むため、この仙台駅に一番近い出入口が、 メインエントランスという位置づけなのでしょうか。 仙台パルコには150店が入居し、そのうちの89店舗が東北初進出だそうです。 ペデストリアンデッキの下、1階部分です。 パルコのオープンで、ずいぶん明るくなりました。 以前に比べて、建物とペデストリアンデッキの間が離れているため、 今日のような雨の日は、昔より雨に濡れてしまいそうですが、 その分、1階の店舗内は太陽光が入って明るくなりそうです。 ハピナ名掛丁側から撮影。土地の買占めにより空き店舗が増えたアーケードは、 通行量が減少傾向でしたが、パルコ効果で、ものすごい人出でした。 パルコと一番町を行き来する人の流れが出来つつあるようです。 この人の流れの維持が今後の課題でしょうか。 商業集積が一段と高まった仙台駅前に対抗すべく、一番町の各大型店も、 改装を本格化させました。仙台市内の老舗ファッションビル「仙台フォーラス」では、 テナントの約4割を新しくするという大規模な改装をし、21日オープンしました。 新しくなったテナント38店のうち、28店が東北初進出だそうです。 外装も新しくなり、ロゴマークも変更されました。 一番町のファッションビル「141」は、24日で閉店します。 隣接する三越仙台店が一括して借り上げ、三越の店舗として再オープンする予定です。 パルコのオープンと同時に、まるで交代するかのように141が閉店するのを見て、 時代の流れを実感します。この秋には、郊外に二つのアウトレットモールもオープンし、 競争の激化が予想されます。 仙台市内の人口は、この数年あまり伸びず、景気も下降気味のなか 次々にオープンする商業施設は、東北各県からの集客も見込んでいます。 この競争は仙台だけに留まらず、周辺各県にも大きな影響を与えそうです。 |
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