仙台・話題の現場を見に行こう!
 変化の激しい最近の仙台で、話題になっている場所やマスコミで報道された現場を実際に行ってレポートします。

REPORT.32
あすと長町・長町副都心計画
撮影2008年8月上旬
 
太白区長町の再開発地区「あすと長町」の状況を見てきました。
場所はJR長町駅東側の旧操車場跡地です。
この広大な土地に新しい街を作り、副都心にするというスケールの大きな計画です。



 
開発地区の中心を南北に貫く道路「あすと長町大通り」が開通し、
街開きが行われてから1年が過ぎました。
この1年の間に、どんな変化があったのか、南から北へ向かって見て行きます。



 
去年、仙台空港アクセス鉄道開通とともに作られた新駅「JR太子堂駅」です。
「あすと長町」の南端に位置する駅で、駅前広場のロータリーも整備されて綺麗になりました。



 
その太子堂駅を出て北へ向かうと、目の前に遺跡発掘現場が広がっていました。
長町駅東遺跡です。



 
約1300年前、この付近には朝廷の役所があり、その集落跡と推測されています。



 
遺跡は「あすと長町」の南側、約3分の1の範囲に広がっていて、
これらの街区は発掘調査が終了するまで、本格的な開発は遅れそうです。



 
「あすと長町大通り」を北へ向かって行きましょう。片側3車線、計6車線の大きな道路です。



 
歩道も広く、歩行者と自転車が分離されているようです。
しかし、歩行者は非常に少ない状態でした。



 
なぜなら、通り沿いに建物が、ほとんどないからです。
太子堂駅から長町駅までの間には、昔からあった、スーパー「サンマリ」と
コンビニしか商業施設が無く、歩行者は近くのマンションの住人が駅へ向かう程度です。



 
数年前、長町駅の東側に巨大な商業施設「仙台中華街」を建設する計画がありました。
しかし、中国資本の進出を嫌った市長が計画を白紙に戻しました。
その後、それに代わる計画がなく、空き地が広がったままになっています。



 
JR長町駅東口に到着しました。バスプールやロータリーが整備されて
立派になりましたが、現状では西口を利用する人の方が多いようです。



 
長町駅周辺の高架化により、長町駅の横から東側へ行き来できるようになりました。
この道路を西へと進むと、太白区役所やザ・モール仙台長町へと至ります。



 
長町駅東口の、すぐ目の前の区画が売却予定地のまま、空き地の状態でした。
地価上昇率日本一で、数多くのビル建設が進む仙台市中心部とは正反対です。



 
長町駅から北側の「あすと長町大通り」沿いには、ロードサイドショップが増えつつあります。
マンションも建設中でしたが、集客効果としては、まだまだです。



 
北端までやってきました。現在この場所に仙台市立病院の移転が計画されていますが、
それ以外に具体的な計画は発表されていません。せっかく広大な土地があるのだから、
仙台市中心部では不可能な、大きな土地を生かした施設を計画して
人を集めれば良いと思うのですが、色々と制約があって無理なのでしょうか?
最近の景気後退の影響もあるのかもしれません。
これから「あすと長町」に、どんな計画が出てくるのか、要注目です。







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