仙台・話題の現場 変化の激しい最近の仙台で、話題になっている場所やマスコミで報道された現場を実際に行ってレポートします。 |
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線路によって分断されている仙台市中心部の西側と東側を結ぶ陸橋、宮城野橋(通称X橋)の撤去工事が 7月に入って本格化しました。 X橋の北側には、新しい宮城野橋が架けられていますが、古い陸橋を撤去した跡にも 新しい陸橋が架けられて、西行きと東行きの2本の陸橋が出来ることになります。 撤去工事が始まる前の7月8日、古い橋の上では撤去工事の準備が進められていました。 今回の工事は鉄で出来ている橋の部分を撤去します。 橋の傍らには巨大なクレーンが設置されていました。 このクレーンで、重さ約134トン、長さ約29メートルの鉄橋を吊り上げて撤去します。 向かって右側の錆びた色をした鉄橋が撤去されます。どうやって書いたのか、落書きも見えますね。 レンガのアーチを抜けて反対側から見てみました。 鉄橋は線路を跨いでいるので、撤去作業は7月9日の夜間に行われます。 ●ここからは撤去工事後に撮影した写真です。 夜遅くの時間だったため、残念ながら作業の様子は撮影できませんでしたが、 撤去工事が行われた7月9日の深夜は、雨が降っていたにも関わらず、 多くの人たちが見物に訪れたようです。7月12日に撮影した時には当然、鉄橋は無くなっていました。 レンガ造りのアーチ型高架を残して、線路を跨いでいた部分が無くなっているのがわかりますね。 手前に残るレンガ部分は、9月頃までには解体するそうです。 アーチ下の幅が狭い道路も、いくらか広くなるのでしょうか。 撤去された鉄橋は、アエルの北側に置かれていました。 アスファルトが剥がされて、鉄錆び色になっています。 新しい橋の横に置かれた鉄橋は、この場所で解体されるそうです。 撤去工事から10日目、鉄橋は両側の欄干が外され、長さも短くなっていました。 50年以上も駅の東と西を結んでいた橋が、この場所で姿を消して行くと思うと感慨深いものがあります。 2年後の平成28年、新しい宮城野橋が完成した時には、「X橋」という通称は使われなくなるのでしょうか。 |
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