仙台・話題の現場 変化の激しい最近の仙台で、話題になっている場所やマスコミで報道された現場を実際に行ってレポートします。 |
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東北楽天ゴールデンイーグルスの本拠地、クリネックススタジアム宮城(通称Kスタ)の観客席が 増設されるというので見てきました。今年の楽天は絶好調で、リーグ戦の首位をキープ、 球団初の優勝が現実味を帯びてきました。観客動員も最近の試合は、満席状態が続いています。 さらに、日本シリーズに進出できたとしても現状の収容人数2万3451人は少なすぎて、 Kスタでは日本シリーズが開催できない可能性が指摘されはじめました。 というわけで、リーグ戦開催中なのに観客席の増設を行うという異例の工事がはじまりました。 撮影した日は試合の開催日で、平日にも関わらず、多くの観客が列を作って入場を待っていました。 新たに増やされる席は、3塁側内野席の既存のスタンドの横です。 ここには、多くのフードショップが出店していますが、店舗を覆うように鉄骨が組み上げられていました。 鉄骨は2ヶ所にわかれて設置されていました。この鉄骨を土台として、 この上にスタンドを組み上げていくのでしょうか。 レフト側の外野席は、楽天山と名付けられた芝生席になっていますが、ここにも観客席を設置する予定です。 まだ鉄骨は組まれていませんでしたが、これらの増設で約2000席増やして2万5000席以上にして 9月の試合から使用を開始するという強行スケジュールで建設されます。 今回の座席増設は、3塁レフト側のみですが、日本シリーズ進出が決定した場合は さらに1塁ライト側にも同じように座席を増設するそうです。 1塁側の既存のスタンドです。ここにもスタンド席を増設すれば、合計約2万8000席となり、 NPBが求めている最低限の収容人数を、なんとか確保することができます。 中心部の高層ビル、SS30の30階から見てみました。画面中央がKスタです。 左側のRと書かれた観客席の右側に、同じ位の高さの観客席が出来る予定ですが、まだ何も見えませんね。 今回、増設される観客席は臨時のもので、今シーズン終了後に撤去されるそうですが、 来期に向けて本格的に座席を増設するかは、現時点では未定だそうです。 エースの田中選手は、開幕18連勝、昨シーズンからは通算22連勝を記録、楽天の快進撃と 観客動員数の増加に大きく貢献していますが、来年には大リーグへ移籍するのではと言われています。 田中がいなくなって勝てなくなったり、観客数が減ったりしないように頑張って欲しいなと思うと同時に、 そもそも1950年完成の築60年を越える宮城球場を増改築して使用を続けている現状について、 球団だけではなく県や市、そして市民が真剣に考えなくてはならない時期に来ているのではないかなと思います。 |
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