仙台・話題の現場 変化の激しい最近の仙台で、話題になっている場所やマスコミで報道された現場を実際に行ってレポートします。 |
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今年も仙台の冬を暖かく照らすイベント、SENDAI光のページェントが始まりました。 今年は12月7日から31日まで、午後5時半から午後10時(大晦日は11時まで)の開催です。 いままでは午後11時まで(大晦日は12時まで)の点灯でしたが、節電の為、終了時刻が1時間早くなりました。 今年で27回目を迎えますが、一昨年はLEDに切り替えた時の不具合で一部の配線がショートして ボヤ騒ぎが起き一時中断、去年は津波でLEDを保管していた倉庫が海水に浸かり、電球が全損、 全国からの支援で開催に漕ぎつけられた等々、立て続けの災難に見舞われてしまいました。 今年は、約60万個のLEDを新たに購入、震災前の規模に復活しました。 定禅寺通のケヤキ並木、約160本が電球の暖かな灯りを再現したLEDで彩られました。 しかし、災難は今年も起きてしまいました。 ページェント開催の日の7日、点灯式の最中に三陸沖を震源とするマグニチュード7.3の地震が起き、 県内の一部では震度5弱の強い揺れを記録しました。 更に沿岸部には津波警報が発令され、多くの人が一時避難するという事態になりました。 幸い大きな被害は無く、点灯式も無事行われましたが、まだまだ大きな余震が起きる可能性があるということで、 油断は禁物ですね。 そんな大きな余震があった直後でしたが、定禅寺通はページェントを見に来た多くの人で賑わっていました。 国分町交差点は、普段はスクランブル交差点になっていますが、「光の歩道」と名付けられ、 国分町通の車両の横断が禁止されて、歩行者は中央の遊歩道を自由に渡れるようになっています。 今年は、いつもより寒さが厳しいような気がしますが、まだ葉が残っている木も多くありました。 歩道は歩く人で賑わい、車道は寒さを避けて車の窓から見ようという人たちの自動車で混雑していました。 7日の点灯式は、メディアテーク前の遊歩道で行われました。ちょうど出席者の挨拶の時に余震が起きましたが、 大きな混乱はなく、予定通りに式が進行したようです。 定禅寺通の西端、西公園でも数年前からイルミネーションがされていますが、 今年は去年よりも賑やかになっていました。 すっかりお馴染みになった、公園のC601に電飾をした「SLページェント号」です。 SLページェント号の横には大きなゲートが作られ、 公園内がページェントの第二会場のような雰囲気になっていました。 入口付近の木が、定禅寺通とは違った雰囲気でイルミネーションされていますね。 公園内には多くの屋台が出店し、奥には子供用のスケートリンクが設置されたテントもありましたが まだ、あまり知られていないのか、ここまで来る人は少なめでした。 公園内には、全国から寄せられたイルミネーションが飾られています。 中央の木々は、音楽に合わせて点灯していました。 様々な困難を乗り越えて開催を続けてきた光のページェントのように、 我々も困難を乗り越えて復興の道を歩き続けたいですね。 |
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