仙台・話題の現場
 変化の激しい最近の仙台で、話題になっている場所やマスコミで報道された現場を実際に行ってレポートします。

REPORT 211
一番町のサンシャインビルが来月から営業再開
撮影2012年10月中旬
 
一番町4丁目の商業ビル「サンシャインビル」が11月から順次営業を再開することが発表されました。
去年3月の東日本大震災で被災し、営業できない状態が続いていましたが、今年7月から
ようやく修繕工事が始まり、営業再開の目途がついたようです。



 
サンシャインビルは地上6階地下1階のテナントビルで、白木屋や魚民などの居酒屋のほか、
仙台市中心部では数少なくなったボーリング場、ボウルサンシャインや、あゆみBOOKSなど
人気の店舗が多く入居していたビルでしたが、外壁にヒビが入るなどして、震災直後からビル全体が
閉鎖されて入居するテナントも全て営業できなくなってしまいました。



 
特に、一階に入居する書店、あゆみBOOKSは、2010年12月にオープンしたばかりでしたが、
約3ヶ月間の営業で長期休業を余儀なくされました。最近は仙台駅前に大型書店が集中している状況なので、
今年5月に三越定禅寺通り館の地下にオープンしたヤマト屋書店と共に、頑張って欲しいですね。



 
河北新報によると、11月中旬にビルの修復工事が終わり、あゆみBOOKSが営業を再開、
4、5階のボウルサンシャインは12月上旬に再開する予定だそうです。



 
一番町の東側から見てみました。あゆみBOOKSは、休業前と同じ規模で再開するということで、
12万冊以上の品揃えと、カフェも併設されます。



 
東側のタワービルから見下ろしてみました。
画面中央の屋上がグリーンになっているのがサンシャインビルです。
1983年開業のボウルサンシャインは、今月9日から内装工事が始まりました。



 
一方、一番町の東側にある旧ホテルコムズの建物は、解体されることが決定しました。
解体後の利用法については未定だそうです。このビルも震災により大きな被害が出ましたが、
被害の度合いや、それぞれの事情によって、修繕されて引き続き使用されるビルがあれば
取り壊されてしまうビルもあり、東日本大震災は、仙台市中心部にも確実に影響を与えていることを
今更ながら実感します。








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