仙台・話題の現場
 変化の激しい最近の仙台で、話題になっている場所やマスコミで報道された現場を実際に行ってレポートします。

REPORT 197
JR仙台駅東口の再開発工事が本格化
撮影2012年6月下旬
 
JR仙台駅東口の再開発工事が、いよいよ始まりました。
飲食店やゲームセンターなどが入居していた駅正面の店舗が、工事用の防護シートで覆われました。



 
この建物は、東口再開発が行われるまでの暫定的なものとして建設された2階建ての店舗でした。



 
E−GATEという名前で、当初はモータウンカフェが入居、大きなマイク型の看板が特徴的でした。
2001年に撮影した写真を見ると、現在は高速バスやタクシー乗り場のロータリーになっている場所が、
自転車置き場になっていたんですね。



 
その後、モータウンカフェ撤退後は、同じタイトー系のゲームセンターになり、
飲食店なども入居していましたが、再開発開始にともなって閉店しました。



 
現在は、完全に姿が見えなくなり、取り壊されるのを待つばかりという状態です。
ここには、14階建てのホテル棟が建設されます。西口には同じJR系のホテル・メトロポリタンがあるので、
どのように違いをだすのか、注目ですね。



 
ホテル棟の建設より先に、東西自由通路が拡幅され、南側には6階建ての商業施設が建設されます。
新しい自由通路は商業施設とホテル棟の間を通り、4階までの高さの巨大な吹き抜け空間へと生まれ変わります。



 
東西自由通路の両側にあった店舗も、閉店が進み、マツモトキヨシの看板が外されていました。



 
現在は約6メートルの幅の通路ですが、倍以上の16メートルへと拡幅されます。



 
スターバックスやマクドナルドも閉店していました。
JR系のコンビニ、NEWDAYSだけは営業していましたが、間もなく閉店するものと思われます。



 
東西自由通路の西側には、イーグルスのオフィシャルショップがありますが、
ここは仙台駅の駅舎内だからなのか、営業を続けていました。
拡幅工事の影響はないのでしょうか?



 
東西自由通路を上から見てみました。通路の南側(右側)に6階建ての商業施設が建設され、
通路の左側の東端には14階建てと13階建ての共に高さ約60メートルの2棟のビルが建ち並ぶことになります。



 
マツモトキヨシがあった建物の裏では、すでに取り壊し工事が始まっていました。



 
7月1日には、ZEPP SENDAIが営業終了します。交通の便が良く、評判が高かったライブホールで、
当初の計画では2010年に賃貸契約が終了する予定でしたが、熱心なファンの延長要望の署名活動などで、
2年間契約が延長されましたが、それもいよいよ終了です。



 
ZEPP SENDAIが、このまま閉鎖してしまうのか、他へ移転するのか不明ですが、
中心部からライブホールが、ひとつ無くなってしまうのは残念ですね。
跡地には、13階建てのオフィス棟が建設されます。



 
ZEPPの契約延長、30階規模の高層ビルからの計画変更等々、紆余曲折がありましたが、
総投資額が100億円を越える新しい仙台駅東口ビルが、いよいよ姿を現すことになります。
東西自由通路の拡幅と6階建ての商業施設は、平成27年のオープン予定です。
その後、平成29年にホテル棟、平成30年にオフィス棟が完成予定で、5、6年後には
この風景が全く変わっていそうですね。








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