仙台・話題の現場 変化の激しい最近の仙台で、話題になっている場所やマスコミで報道された現場を実際に行ってレポートします。 |
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北欧スウェーデンの大手家具店、IKEA(イケア)が、仙台市南部の副都心再開発地「あすと長町」に、 出店用の土地を取得したことが報道されました。場所はJR長町駅の東口を出て、すぐの南側の土地です。 売却予定地と書かれていた看板は白紙になっていました。 河北新報によると、あすと長町を選んだ理由について、イケアは「公共交通機関や道路アクセスなどの 利便性の高さ」を挙げ、「新店は宮城県外からも集客を想定する」そうです。 南隣にはヨークタウンが出店していますが、あすと長町の土地の多くは、 長引く不況で、なかなか売れない状況が続いていました。 しかし、仙台市立病院が、あすと長町に移転新築されることが発表されたことをきっかけに、 次第に状況が好転してきました。 市立病院予定地周辺の土地には、医療福祉関係の施設が進出し、土地売却が進みました。 現在の市立病院建設現場です。平成26年の完成予定ですが、工事は始まったばかりです。 医療関係が集中する区画の南側には、スポーツ用品販売の大手、ゼビオが大型店を出店させました。 それと共に、プロバスケットチーム、仙台89ERSのホーム「ゼビオアリーナ」の建設を進めています。 今年10月のオープン予定で、先日、マスコミを招いての工事現場見学会が行われました。 工事の進捗率は約45%だとか。 更に隣接地には、フットサルやバスケットボール、テニスのコートなどが並ぶ、 SRGタカミヤスポーツパークがオープン、医療とスポーツ関係の施設を中心に開発が進んでいます。 そんななか、残った区画のうち長町駅東口駅前の3区画の入札が行われ、全ての土地が売却されました。 イケア以外の2区画については、どこが取得したのか報道されていませんが、 いずれは、再開発計画が発表されるものと思われます。 イケアが取得した土地の広さは18,300uで、イケアの他都市の店舗に比べて若干狭いそうですが、 河北新報によると、イケアは「(売り場面積は)既存店の規模に近づけたいが、建物の構造にもよる。 今後、具体的に検討する」そうです。 これで、あすと長町の再開発地区で残っているのは、 東日本大震災の被災者のための仮設住宅がある区画だけとなりました。 当初は2年間の利用という予定でしたが、数年間延長されたようなので、 こちらのほうの再開発は、もう少し先になります。 イケアは震災復興支援で、去年、泉区にミニショップを開店させて 一足早く仙台進出をしていますが、いよいよ正式な出店が決まりました。 開店時期は未定ですが、復興のためにも出来るだけ早く開店させたい意向だそうで、 あすと長町の集客に大きな影響を与えそうですね。 |
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