仙台・話題の現場 変化の激しい最近の仙台で、話題になっている場所やマスコミで報道された現場を実際に行ってレポートします。 |
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新緑が眩しい五月に行われる「仙台青葉まつり」が、先週の土曜と日曜の二日間、開催されました。 去年は震災の影響で中止されたため、2年ぶりの祭りです。 土曜日は、中心部のアーケード街を各地区の踊り手たちが、すずめ踊りを舞いながら練り歩く宵祭りで、 日曜日は東二番丁通と定禅寺通を、青葉神社の神輿と武者行列、豪華な山鉾が巡行する本祭りです。 この、祭りのクライマックスとも言える、本祭りの山鉾巡行を見てきました。 写真は、東二番丁通を進む山鉾と、すずめ踊りの列です。 東二番丁通を北へ向かって進んで来た山鉾は、勾当台公園の交差点で西に曲がり、定禅寺通へ入ります。 もともと、山鉾は市内の各町内ごとに豪華さを競って巡行するものでしたが、 昭和60年に復活してからは、各企業や団体がスポンサーになって計11基の山鉾が巡行しています。 写真は、NTTの囃子山鉾です。 写真の向かって左側は、勝山企業の唐獅子山鉾で、右側は仙台観光コンベンションの政宗公山鉾です。 政宗公山鉾の上には、毎年、仙台市長が乗って巡行しますが、よく見ると山鉾の反対側に 奥山市長の後ろ姿が小さく見えますね。 祭り以外の時期、山鉾は宮城野区日の出町の倉庫に保管されていますが、 去年の震災時、山鉾同士がぶつかったりして、8基が破損、祭り中止の原因のひとつになりましたが、 今年は綺麗に修復され、以前と変わらない姿で復活しました。写真は菓匠三全の青葉駒山鉾です。 仙台水産の御神船山鉾には、七福神に扮した人たちが乗っていましたが、 仙台水産の社員の皆さんでしょうか。 在仙の民間報道6社の山鉾、大黒天山鉾には、七福神のひとり、大黒天の大きな像が乗っています。 同じく七福神のひとり、恵比寿が乗る恵比寿山鉾は、屋上に恵比寿神社を祀っている藤崎百貨店の山鉾です。 JR東日本の雅山鉾は、桃山様式の建築物、国宝大崎八幡宮と同じように、京の都を偲ばせる雅な山鉾です。 真っ赤な鯛がめでたい、阿部蒲鉾店の大鯛山鉾は、願い事が書かれた多くの絵馬で飾られています。 上に乗っている人は恵比寿さまに扮しているのでしょうか。 日専連仙台の政宗公兜山鉾には、兜に守られるように、政宗公の正室、愛姫役の女の子が乗っていました。 七十七銀行の七福大太鼓山鉾は、大きな太鼓を叩きながら勇壮に進んで行きました。 近くの勾当台公園は、「伊達縁」と名付けられたお祭り広場になっていて、 藩政時代の街並みのような雰囲気が再現されました。 屋台のほか、寄席やお化け屋敷などの小屋が江戸時代風にデザインされて、立ち並んでいました。 伊達縁は大学生のスタッフが運営しているそうで、江戸時代風な演出も学生のアイディアなのでしょうか。 今年の仙台青葉まつりは約95万人の観客が訪れ、過去最高の人出になりました。 2年ぶりの開催ということと、仙台市の人口が増えていることも人出の多さに繋がったのかもしれません。 天気にも恵まれて大盛況だった仙台青葉まつりですが、この盛り上がりを持続させて、 復旧復興も加速させて行きたいものですね。 |
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