仙台・話題の現場 変化の激しい最近の仙台で、話題になっている場所やマスコミで報道された現場を実際に行ってレポートします。 |
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仙台市南部の再開発地区「あすと長町」への移転計画を発表していた仙台市立病院の建設予定地で、 1月27日に起工式が行われました。 場所は、あすと長町地区の一番北側の区画で、敷地面積は約3万5千u、現在の2倍近い広さです。 平成26年に、屋上にヘリポートを備えた免震構造の11階建ての新市立病院が完成予定です。 3日間連続稼働可能な自家発電施設や独自の水源、1週間分のガスボンベ等々、 震災の経験を生かした防災機能の充実も図っています。 敷地全体が工事用の囲いで囲まれていましたが、何ヶ所か透明な囲いになっていて、 中が見えるようになっていました。まだ本格的な作業は始まっていないようですね。 市立病院建設予定地のすぐ南側には、新しい建物が完成していました。 様々な医療機関が入居する「長町メディカルプラザ」です。 更に長町メディカルプラザの東側の区画には、有料老人ホーム付複合医療モールが建設予定だそうで、 新市立病院の移転に伴って、多くの医療福祉関係の施設が集約しそうですね。 医療関係の施設が集まる場所の、南側にはスポーツ関係の施設が集約してきました。 長町メディカルプラザの南隣では、ゼビオアリーナ(仮)が建設中です。 プロバスケットチーム、仙台89ERSのホームアリーナになる予定で、収容人数は約4000人、 コンサートなどで使用される時は、約6000人が収容可能だそうです。 こちらも震災の経験を生かし、災害時には避難所として使用するとか。 ゼビオアリーナが建設される一帯は、「あすとスポーツタウン」と名付けられ、 去年、タカミヤスポーツパークがオープン、フットサルやテニスコートなどの巨大ドームの近くには、 スポーツ用品販売の商業施設が完成間近です。 ゼビオアリーナと同じく、スポーツ用品販売大手のゼビオが建設する「スーパースポーツゼビオ」です。 店舗面積は約2千坪で、スポーツ用品販売のほか、屋内プールやジャクジーバス、 ゴルフ練習場なども備えられている東北最大級の店舗だそうで、今年の春にオープン予定です。 リーマンショック以降の不動産不況と重なって、なかなか開発が進まなかった「あすと長町」ですが、 医療とスポーツをキーワードに、徐々に開発が進んできましたね。ほかにも、大型のロードサイドショップが 増えつつありますが、まだまだ多くの土地が空き地になっています。被災者の仮設住宅として利用している 区画もありますが、使用期間は2年間なので、その後の土地の利用法なども気になるところです。 |
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