仙台・話題の現場 変化の激しい最近の仙台で、話題になっている場所やマスコミで報道された現場を実際に行ってレポートします。 |
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先日、竣工した「一番町平和ビル」を目指して、中央通ハピナ名掛丁を仙台駅方向から歩いてきました。 全国の百貨店が売り上げを落とす中、仙台の百貨店は震災からの復興特需のせいか、 1割ほど売り上げが増えたそうですが、中央通や一番町も正月2日の初売りは、ものすごい人出でした。 そんな中央通クリスロードで、長い間空いていた常陽銀行の隣接地に仮設店舗が建設されました。 建物は1階建てで、2店舗に分かれており、ひとつは県内各地の特産物を扱うショップ 「地産地消市場」になっていて、宮城県物産振興協会と仙台放送が運営しているようです。 もうひとつには地デジカ推進のためのPR&相談コーナー「地デジカプラザ」が入居、オープンしました。 福島、宮城、岩手の被災地3県は、地上デジタル放送の完全移行が今年3月まで延長されたので、 まだ、地デジカが現役で頑張っていました。4月以降は、どのようなブースになるのでしょうか。 反対側から見てみると、仮設の建物だということがわかりますね。 本格的な再開発は当分先になりそうですが、すぐ近くにはアイリスオーヤマが買収して リニューアルオープンさせる予定のビルもあり、将来的に注目される場所です。 さて、中央通マーブルロードおおまちと東二番丁との交差点に建設中だった平和不動産の 「一番平和ビル」が完成、20日に竣工式が行われました。 1〜5階が商業フロア、6〜10階がオフィスフロアという構成で、 テナントにはビームスやフランフラン等の人気ショップが入居するそうです。 外観は、2009年に完成した画面左側の「ファーストタワー」と連続性を持たせたガラスウォールになっていて、 街並みとして統一感が感じられますね。 全面オープンは3月ということで、テナントの内装などは工事中でした。 復興特需の影響は百貨店の売り上げだけじゃなく、オフィスビルの入居率も上昇しているそうです。 一時期は20%を越える空室率でしたが、最近は16%まで改善したとか。 中心部では、被災した古いビルが取り壊されたり補修工事中だったりで、 新しいビルへの移転が活発化し、加えて復興関連の企業の進出が相次ぎ、 耐震性の高い新しいビルの需要が高まっているそうですが、 一時的な復興特需に終わらせないようにして欲しいですね。 |
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