仙台・話題の現場 変化の激しい最近の仙台で、話題になっている場所やマスコミで報道された現場を実際に行ってレポートします。 |
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奥山恵美子仙台市長が、「被災地の子供たちに元気を与えるため」、中国に対し パンダの貸与を要請したことが報道されました。仙台市南西部にある八木山動物公園で パンダのつがいを飼育しようという構想です。 八木山動物公園周辺では、現在、市営地下鉄東西線の動物公園駅(仮称)の建設が進んでいます。 地下鉄東西線は、仙台市東部の荒井地区から約14キロを13駅で結ぶ路線で、平成27年度の 開業を予定しています。動物公園駅は西の終点で、近隣の住民の他、動物公園を訪れる人たちの 利用も見込まれています。 16年前、阪神淡路大震災の被害を受けた神戸市が、震災後にパンダを招致した前例をもとに、 仙台にもパンダを呼ぼうということになったようですが、地下鉄利用客を増やそうという目的も あるのでしょうか。 神戸では、交渉を開始してから5年後にパンダの招致が実現しました。 仙台も、それ位の期間がかかるとすれば、5年後の東西線開業に合わせようとしているのかもしれませんね。 去年、完成した動物園のビジターセンター近くでは、動物公園駅の駅前広場の整備中でした。 八木山動物公園の正面入り口の案内看板の横に、パンダの模型が置かれていました。 いつの日か、このような光景が仙台で見られる日が訪れるのでしょうか? 仙台と中国の間には、意外な縁があります。 中国の国民的な文学者「魯迅」が仙台医学専門学校、現在の東北大学医学部に留学していました。 魯迅が学んだ東北大学片平キャンパスには、魯迅の胸像があり、1998年、当時の江沢民主席が 来日した際には仙台を訪れ、魯迅が学んだ教室を見学したりしました。 仙台市博物館の中庭にも、魯迅の故郷、紹興市から寄贈された胸像が設置されています。 胸像の隣には50年前に建立された「魯迅の碑」があり、10月19日に50周年記念式典が行われました。 碑の下には、式典で捧げられた花束が置かれていました。パンダ招致の交渉相手が中国共産党であり、 多額のレンタル料がかかることもあって、招致に否定的な意見の人もいるようですが 現在のところ具体的な話は何も決まっていません。本当に仙台にパンダが来るのか、 今後の展開に要注目ですね。 |
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