仙台・話題の現場
 変化の激しい最近の仙台で、話題になっている場所やマスコミで報道された現場を実際に行ってレポートします。

REPORT 156
ヨドバシカメラの再開発
撮影2011年6月上旬
 
以前から話題になっていた、ヨドバシカメラ仙台店の新ビル建設の具体的な内容が発表されました。
現在の店舗は仙台駅東口に直結した場所にありますが、その建て替えのために、
東側の隣接地、旧農協ビル跡地にヨドバシカメラ2号館として仮店舗が入るビルを建設するということです。



 
仮店舗が建設される場所は、すでに古いビルが解体されて更地になっています。
そこに地上8階建てのビルを建設、1〜3階を仮店舗、4〜8階はオフィスとして貸し出すそうです。
更に、ビルの3階部分にペデストリアンデッキを設置して、道路を跨いで仙台駅側と接続する計画だとか。



 
現在も、建設予定地と東口駅前広場は地下歩道で繋がっていますが、
地下道入り口の右側にペデストリアンデッキへと昇るエスカレーターが作られるようです。



 
仮店舗の広さは約1万5千uで、現店舗の倍以上の広さになります。
今年の秋に着工し、来年の春から営業を開始するそうです。



 
その後、現店舗を解体して、ヨドバシカメラ最大規模の大阪梅田店や秋葉原店などと同規模の、
店舗面積2万uを越える国内最大級の店舗を建設して、2014年にオープンさせる計画です。
新店舗開業後、仮店舗は閉鎖するということなので、8階建てのビルの1〜3階には、
新しいテナントを入居させるということなのでしょうか。



 
来年春に完成予定のヨドバシカメラ2号館の隣には、去年、ダイワロイネットホテルがオープンしています。
この道路を挟んで東と西に、ヨドバシのビルが2棟建設されることになり、東口が賑わいそうですね。



 
ヨドバシカメラ2号館の建設予定地、旧農協ビル跡地を上から見てみました。
画面奥がダイワロイネットホテル、左側のスカイビルは解体工事中でした。



 
このスカイビルもヨドバシカメラが買い取り、今回の再開発の一部として利用されるようですが、
旧農協ビル跡地との間は道路で分断されています。



 
道路を無くして一体的な区画にするのか、別々な建物を建てるのか不明ですが、
今回の発表では、立体駐車場も建設するということなので、
スカイビルの土地は立体駐車場にするのかもしれませんね。



 
上層階のマンション部分の入居者は、去年までに退去を終えていて、
震災前まで1階で営業を続けていた、スーパーの西友も震災後に閉店、
現在は重機が入って、解体工事をしていました。



 
東側から見ると、建物がすっかり覆われていました。
目の前の道路では、地下鉄東西線の新寺駅(仮称)が建設中ですが、
ヨドバシカメラの新ビルのほうが地下鉄開通より先に完成しそうです。



 
ヨドバシカメラの今回の発表は、震災前から計画されていたものですが、
震災後に発表されたものでは、東北地方最大規模の投資計画です。
震災により地域経済の停滞が懸念される中、大規模な開発計画の発表は、
経済の活性化や雇用の拡大など、復興の手助けにもなり、大変うれしいことですね。








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