仙台・話題の現場を見に行こう!
 変化の激しい最近の仙台で、話題になっている場所やマスコミで報道された現場を実際に行ってレポートします。

REPORT 148
広瀬通と本町の再開発
撮影2011年2月下旬
 
中心部のメインストリートのひとつ、広瀬通を仙台駅側から西へと進みます。



 
オフィスビルが立ち並ぶ通りを進んでいくと、愛宕上杉通交差点の先に空き地が見えてきます。



 
テナントビルやパチンコ屋などがあった一画を、地元の不動産業者が買い取ったものの、
不況で再開発されずに、土地を二分割して地元企業の佐々重と東北電力に売却されました。



 
広瀬通に面した部分が、老舗味噌屋の佐々重、本町側が東北電力の土地になり、
東北電力が変電所の建設を進めています。



 
広瀬通から本町へと入って行くと、奥のほうにグレーの建物が見えました。
当初の計画では、高さ20mほどの建物の周りを、更にコンクリートの壁で覆う予定でしたが、
商店街という土地柄を考慮し、高さを15mに下げ、建物の壁面を窓のように装飾して、
本町側の一階部分にはテナントスペースを設ける計画が提案されました。
しかし、地元の同意が得られず、最終的には施設を半地下化して高さを8mに抑えることになりました。



 
本町側から見てみると、商店の向かい側に無機質な壁が立ちふさがっていて、
非常に違和感を感じる状態になっていました。地上部分のコンパクト化に伴って、
一階部分のテナントスペースは無くなってしまったのでしょうか?地元住民の意見を尊重したそうですが、
これなら、ひとつ前の計画のほうが高さがあっても街並みに溶け込んで良かったような気がします。
2年後の完成予定ですが、外観はこのままなのでしょうかね。



 
電気の安定供給に必要な施設とはいえ、この場所に変電所というのは、
アーケードに面した駐車場と同じように、土地利用法としては、場違いで少々もったいない感じです。



 
その変電所の向かい側には、大町のアーケード街から移転してきた、佐々重の店舗があります。



 
現在、変電所の広瀬通側の土地を所有しており、いずれは自社ビルを建設するのでしょうか。
佐々重所有の土地は、その場所にふさわしい開発をして欲しいものですね。



 
本町は「家具の街」と言われるほど家具屋が多い街ですが、予備校や専門学校が多い街でもあります。
ホテル江陽の裏側、東三番丁の変則的な交差点角に河合塾の新校舎が完成していました。
大きな建物ではありませんが、上部が段階的に細くなっていて、目を引くデザインのビルですね。



 
広瀬通と本町に挟まれた場所には、いくつかのコインパ−キングがあります。
不動産不況で、長年このままの状態が続いていますが、
これらの土地は、将来どのようになっているのでしょうか。








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