仙台・話題の現場を見に行こう! 変化の激しい最近の仙台で、話題になっている場所やマスコミで報道された現場を実際に行ってレポートします。 |
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仙台駅前の高層ビル「アエル」の28階と29階に入居している、 仙台市の男女共同参画推進施設「エル・ソーラ仙台」が、 規模を縮小して存続させる方針であることが表明されました。 前市長時代に経費削減のため、市内にふたつある男女共同参画推進施設のうち、 一番町の三越定禅寺通館に入居する「エル・パーク仙台」の廃止を検討しましたが、 利用者から猛反対を受けて方針転換、アエルに入居する「エル・ソーラ仙台」を 移転縮小することにしました。しかし、前市長のタクシー券不正使用問題が起き、 エル・ソーラ仙台の移転縮小問題はストップしてしまいました。 今回、新市長になり、エル・ソーラはアエルに入居したまま、規模を縮小することになりました。 テナント賃料が値下がりしたため、移転するほうが費用がかかるようになったためだとか。 では、どこを縮小するのかというと、28階はそのままで、29階部分を縮小するそうです。 28階には事務室のほかに研修室や相談室などがあり、 29階には図書資料ラウンジや市民交流スペース等があります。 図書資料ラウンジと市民交流スペースは、29階の南側全てを使った広い空間で、 誰でも気軽に利用することができます。 平日には、多くの学生が自習のために利用しています。 そして、なんといっても一番の魅力は、仙台市街が一望できる眺望の良さじゃないでしょうか。 特に、一般の人が、南側の仙台駅方向を眺められるのは、エル・ソーラだけなんですね。 アエルには31階に、東側と西側、2ヶ所の展望台があります。 北側はエレベーターホールの大きなガラス窓から眺めが楽しめます。 しかし、南側はテナントの入居部分になっているため、見ることが出来ません。 20階の献血ルームや、31階の高級中華料理店を利用すれば、南側が見られますが、 いつでも気軽に、というわけにはいきません。 市の財政難で、同じような施設を統廃合して合理化を図るのは仕方ないとは思いますし、 どの程度縮小されるのかも不明ですが、これまでと同じように、気軽に眺望を楽しめる スペースは残しておいて欲しいなと思います。 |
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