仙台・話題の現場を見に行こう!
 変化の激しい最近の仙台で、話題になっている場所やマスコミで報道された現場を実際に行ってレポートします。

REPORT 103
仙台水族館とアンパンマンこどもミュージアム
撮影2010年1月下旬
 
仙台市の奥山市長が、松島水族館の仙台港への移設に約10億円を出資することを決定、
仙台水族館の建設が大きく動き出しました。市が所有する高砂中央公園予定地の一部を
水族館に貸借して建設されるもので、高さ7メートルの巨大水槽や国内最北端の
屋外イルカプールなどを建設し、屋外でのイルカショーなども行われるそうです。



 
現場には、1月28日に設置されたばかりの建築計画のお知らせが出ていました。
それによると、地上3階、延べ面積10,650mの規模で今年4月に着工、
来年9月に完成予定だそうです。2012年3月にオープン予定なので、
建物が完成した後、半年ほどオープンまで準備に時間がかかるようです。



 
この一帯は、「仙台港・みなと仙台ゆめタウン」として開発整備が進んでいて、
一昨年の三井アウトレットパークのオープン以来、商業施設の進出が相次いでいます。
水族館予定地の近くには、家具量販店の「東京インテリア」がオープンしました。



 
東京インテリアの全国29店舗のうち、2番目の大きさをほこる巨大店舗です。



 
水族館の近くには、仙台東部道路の仙台港インターチェンジも設置される予定で、
アウトレットなどの大型店舗とともに、遠方からの集客力が一段と高まりそうです。


2月28日追記

松島水族館を運営する仙台急行が、移転費用捻出のために自社所有の土地を
埼玉県の医療法人に売却する契約を交わしていましたが、医療法人が金融機関から
融資を受けられず、土地売買の契約を遂行することが出来なくなりました。
そのため、移転資金が不足することになり、移転が計画通り進められなくなってしまいました。
これを受けて、仙台市も2010年度の出資を見送ることになりました。
しかし、仙台急行と仙台市は、共に水族館の移転に意欲を示しているので、
近い将来、再び水族館の仙台港移転が動き出して欲しいですね。



 
仙台市では、水族館と同時に「アンパンマンこどもミュージアム」への出資も表明しました。
地元負担7億円のうち、半分以下の数億円を市が負担するそうです。
こちらは、仙台駅東第二土地区画整理事業区内の市有地に進出します。
画面中央の、ぽっかり空いた部分です。



 
仙台駅西口の広瀬通からX橋を東へと進み、左側へと進んでいきます。



 
区画整理が進み、古い建物がすっかりなくなってしまった町を東へと進むと、
左手に空き地が見えてきました。



 
ここが「アンパンマンこどもミュージアム」の建設予定地のようですが、
まだ、看板などは出ていませんでした。来年春頃のオープンだそうです。



 
建設予定地の西側は、拡幅されたばかりの東八番丁通に面していて、
南へ進むと、地下鉄東西線の新寺駅(仮)が建設中です。
すぐ北側には、国道45号線が通っていて、交通の便は良い立地ですが、
仙台駅から幼い子供を連れて歩いていくのには、微妙に距離があります。



 
仙台アンパンマンこどもミュージアム(仮)は、横浜、名古屋に次いで全国3番目となり、
横浜と同じ規模を予定しているそうです。



 
アンパンマンこどもミュージアムが進出する仙台駅東口、
仙台水族館が出来る仙台港後背地、
集客施設として、それぞれが新しい人の流れを作って、地域の発展に貢献して欲しいですね。








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